【配属機関概要】

3）任地（ 南部州マザブカ郡マザブカ ） JICA事務所の所在地（ ルサカ州ルサカ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

首都から車で約2時間の地域にある南部州マザブカ郡コミュニティ開発事務所は、コミュニティ開発・社会福祉省下において、地域社会の経済的・社会的・文化的条件を改善し、貧しい人々や弱い立場にある人々の生活を向上させることを課題としている。それら課題解決のため、マザブカ郡コミュニティ開発事務所では、食料安全保障プログラム等の実施をしている。年間予算は約570万円である。

【要請概要】

1）要請理由・背景

マザブカ郡コミュニティ開発事務所は5つのサブセンターを管轄し、10名のコミュニティ開発アシスタントを配置している。しかし、食料安全保障における支援を必要としている社会的弱者の人数に対し、コミュニティ開発アシスタントが少ないため、十分な支援を行うことができていない。また、女性開発プログラムは、新たに女性が収入を得るための活動を始める際の資金不足の影響を受けている。さらに、女性の識字率の向上も課題となっている。家庭レベルの食料安全保障向上を含め、これら課題解決を期待され、本案件の要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

コミュニティ開発事務所に配属され、5つのサブセンターを巡回しながら、配属先同僚とともに、以下の活動に取り組む。
1.収入向上プログラム、女性および青年の収入向上に向けた指導
2.女性の地位向上の支援
3.マイクロファイナンス(ビレッジバンキング)運営の指導および支援
4.PCを用いたデータ保存および分析の指導および支援
5.その他、配属先が抱える課題解決のための支援

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
30～50代の男女14名

活動対象者:
約1,400世帯の小規模農家

【資格条件等】

[汎用経験]：

　・地域社会を対象とする活動の経験

　・食生活改善や栄養に関する知識や経験

[参考情報]：

　・野菜栽培等の知識があるとなお良い

　・コミュニティ開発経験は必須ではないが、何かしらの社会人経験は必要

【地域概況】

【特記事項】

赴任後、現地語学訓練(トンガ語)を行う予定である。