要請番号(JL55123B16)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ンドラ教育局
3)任地( コッパーベルト州ンドラ市 ) JICA事務所の所在地( ルサカ州ルサカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
各行政区の学校統括機関である教育局(通称DEBS)は、教育省の方針や教育計画を各校に施行させると共に、教育への平等なアクセス、質の高い教育を担保する役割を担う。同局は、ンドラ市内の就学前教育校21校、初等教育校41校、初中等教育校18校、高等学校24校、私立校97校、コミュニティスクール112校を統括する。6名の職員が学校運営、評価、学習の進捗状況などを確認し、各校に助言や指導を行う。地域の子供たちの学力向上は元より、教員の指導レベル向上のため、隣接するリソースセンターの担当者と共に地域の授業研究(ゾーントレーニング)に取組む計画である。年間予算は約600万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ザンビアでは、体育は必修科目であり中学校課程の卒業試験に含まれているにも関わらず、専任教員がいない小学校課程において体育の授業が適切に行われないまま子供たちが中等部に進学してしまう傾向にある。ンドラ市教育局では体育の授業の必要性に対する理解が低いことを懸念し、巡回型の指導で地域の授業研究を推進(ゾーントレーニング)し、子供の成長と発達に合わせた体育の指導、怪我防止のための準備運動やストレッチの重要性などを域内の教員に理解を深めたいと考え、JICA海外協力隊が要請された。地域における授業研究を通して児童・生徒の学習効果および教員の指導力を向上させるため、隊員にはゾーントレーニングの計画や指導法などの土台作りが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. リソースセンターの担当職員と共に巡回指導計画の策定
2. 主に8~12年生(日本の中学2年生~高校3年生)の体育授業の巡回指導
3. 定期的な授業研究を通じて、地域の体育教師と共に指導計画、指導法などの見直しと改善計画の策定
4. 各学校や地域における体育祭やスポーツイベントの提案
※巡回指導の対象校及び学年は、隊員の赴任後に話し合って決定する
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
グラウンド、各種ボールなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:DEBS職員4名(男女、30~50代)
リソースセンター体育担当3名(男女、50代)
活動対象者:体育教員83名(男女、30~50代)
8~12年生の生徒(男女)
*対象校は隊員赴任後に話し合って決定する
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(短大卒)体育 備考:授業研究指導に必要
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:指導法及び授業計画の指導に必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・赴任後、現地語学訓練(ベンバ語)を行う予定である。