要請番号(JL55123B17)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
観光省
2)配属機関名(日本語)
リビングストン博物館
3)任地( 南部州リビングストン市 ) JICA事務所の所在地( ルサカ州ルサカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
リビングストン博物館は、国立博物館理事会の実施機関として1934年に設立された。ビクトリアの滝周域の国立公園では、サファリや河川を利用したレジャーアクティビティが盛んで、季節を問わず国内外から観光客が多く来訪する。その市街地に位置する同館には地域の歴史遺産や伝統文化、自然に関する展示品を見学に年間約4万人が来館するが、コロナ禍において外国からの観光客が激減し、近年は国内からの集客に注力して周辺地域の学校遠足の受入れなど、子供の教育的役割も担うようになっている。年間予算は約134万円。過去に4名のコンピュータ技術のJICA海外協力隊が活動した(2001~2005年及び2008~2010年)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ビクトリアの滝やサファリなど多数のアクティビティ資源に恵まれているリビングストンであるが、コロナ禍の影響による観光産業の停滞は顕著である。外国からの観光客数が伸び悩む一方で、学校遠足による来館機会の拡大など国内市場の開拓に尽力してきた。同館には地域の歴史遺産や伝統文化など興味深い展示品を多く所有するものの、展示法や企画内容に新鮮味が欠けるなど展示デザイン分野での発想に苦慮しており、デジタルコンテンツを活用した新しい展示法を模索している。しかし、同分野での専門的知識や豊富な経験を持つスタッフがいないことから、デジタルコンテンツを制作し発信できるJICA海外協力隊が要請された。隊員には、スタッフに対するデジタルコンテンツ製作の技術指導も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 資料の魅力ある展示法や展示企画の構想
2. 展示コーナーのレイアウトデザイン
3. 展示品に係るデジタルコンテンツや子供向け視聴覚教材の作成
4. 広報用デジタルコンテンツの制作と配信
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
デスクトップPC、スキャナー、デジタルカメラ、プリンター、BrightSignの様なタッチパネルスクリーンのコンテンツ制作機器
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:職員40名(男女、20~60代)
活動対象者:職員40名(男女、20~60代)
来館者
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(学芸員)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:学芸員の資格修得に必須
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:職員への技術指導が必須
[参考情報]:
・デジタルコンテンツ制作、配信経験があると良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・2024年に日本政府の文化無償資金協力によるタッチパネルスクリーン(米国製BrightSignの様な機材を想定)など視聴覚機材供与が予定されている。
・赴任後、現地語学訓練(トンガ語)を行う予定である。