要請番号(JL55123B18)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
技術科学省
2)配属機関名(日本語)
リビングストン・ビジネス・エンジニアリング専門学校
3)任地( 南部州リビングストン市 ) JICA事務所の所在地( ルサカ州ルサカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
リビングストンは、ジンバブエ、ナミビア、ボツワナと国境を接し、行商や国際会議の開催地として人の往来が活発な地域である。ビクトリアの滝周域の国立公園には高級ホテルが並び、サファリやレジャーを楽しむために国内外から多くの観光客が来訪する。そのような観光地に1950年に設立された同校は、観光地のサービス業を支えるべくホスピタリティや料理コースを始め、若者の雇用促進に直結する自動車整備、電子機器、ICTなど技術系のコースを備えるビジネスとエンジニアリングに特化した職業訓練校である。学生総数は1,366名、ビジネス専攻科では複数のコースで年間約600名の学生に観光産業における質の高いサービスを提供をできるよう指導力を研鑽している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
技術科学省下で若者に職業訓練を提供する同校は、エンジニアリング科、ビジネス科を有し、ザンビア最大の観光地において観光産業人材の育成に注力しているのが特色の一つである。料理コースでは、地元の食材を使った料理のケータリング事業など新しい取組みを計画し、学生のビジネスモデルとなるべく創意工夫を凝らしている。他方、高級ホテルが進出する地域にありつつ限られた食材で料飲の質を高めるには、伝統を生かしつつも彩りや栄養バランスなどを意識したメニューの拡充が急務である。また、顧客満足度や同地へのリピート率を高めるため、おもてなし文化を代表する日本からサービス産業の知見を学び、改善に繋げたいと考えJICA海外協力隊が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. ホテルにおける質の高いサービス提供に係る講義と実習
2. ビジネス科のサービス部門において、講義及び実習カリキュラムに基づいた指導法、評価法の改善支援
3. 調理部門において、ホテル等で提供できる色彩と栄養バランスを備えたメニューの考案(可能であれば)
4. 講義及び実習において、隊員が同僚教員や学生に提供した情報の記録化
※学生とのコミュニケーションを円滑にするため、積極的な課外活動への参加も推奨されている
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
冷蔵庫、冷凍庫、オーブン、ガスコンロ、電子レンジ他、包丁を含む調理器具一式、テーブル、イス、食器、グラスなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:8名(男女、30~60代)
活動対象者:同科教員8名(男女、30~60代)
ビジネス科学生約600名(男女、10~20代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(調理師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:カリキュラム改善に必要
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教員、学生への指導に必要
[汎用経験]:
・ホテル業界での料飲部門での実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
赴任後、現地語学訓練(トンガ語)を行う予定である。