要請番号(JL55123B21)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ルランバ統合学校
3)任地( コッパーベルト州キトウェ市 ) JICA事務所の所在地( ルサカ州ルサカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1998年に設立された同校は、市街地より車で10分程の郊外に位置し、未就学児童約100名、初中等学の児童・生徒3,494名が在籍する。就学前教育を2クラス併設し、教員2名が未就学児童の日常生活や学習指導を行っている。就学前クラスは7時から12時までの半日制で2部制は導入しておらず、1クラスの児童数は約50名である。同校では、お絵描きや合唱、ダンス、数字カード学習など、様々な遊びを通じた学習を実践しており、児童中心の育成方針に努めている。他方、同地域では就学前教育を受けずに初等教育を始める子供がいるため、保護者に対して就学前教育の重要性を深めることが課題である。年間予算は約210万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ザンビアでは、就学前教育を受けずに小学校へ入学する児童がいるため、小学校就学時点で児童の理解力に差が現れてしまう。同校の就学前教育は、教員数不足により現状では児童数を増やすことが難しい状況であるが、学習や生活指導に加え、集団での適応性、豊かな感受性、成長に合わせた体力づくりなどを育めるよう環境作りを工夫している。他方、就学前教育を受けたことのない保護者への理解において課題を抱えている。そのため、遊びを通じた学びにおける心の育成、年間カリキュラムの作成と学習能力の向上などを日本の就学前教育の知見から学ぶことで教育の質を高め、保護者への理解を深めたいと考え、JICA海外協力隊が要請された。同僚教員に対しては、身近な素材で作成できる教具作りの指導も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 3~5歳の未就学児童に対して、遊びを通じた学びの導入
2. 同僚教師に対して、日本のカリキュラム作成などに係る知見の共有
3. 身の回りの素材を活用した遊び道具や教具の製作
4. お遊戯会や発表会などを通じた保護者参加型の活動の企画と開催
5. 近隣の就学前教育教員との授業研究会の実施
※活動5は校内での活動に余裕ができた後に検討
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:就学前教育担当2名(女性、30~40代)
他3名(女性、50代)
活動対象者:園児約100名(男女、3~5歳)
保護者
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(幼稚園教諭)
(保育士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(短大卒) 備考:教具やカリキュラム作成に必要
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:発達の知識が求められるため
[参考情報]:
・保育士(幼児クラス経験あり)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・赴任後、現地語学訓練(ベンバ語)を行う予定である。