要請番号(JL55123B23)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
技術科学省
2)配属機関名(日本語)
ノーザン職業訓練学校
3)任地( コッパーベルト州ンドラ市 ) JICA事務所の所在地( ルサカ州ルサカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1964年設立の同校は、銅の産地としてザンビア有数の工業地帯であるコッパーベルト州に位置する。応用化学・ビジネス学科、機械工学科、自動車整備科、電気工学科の4学科で構成され、各科とも3~10日間の短期コースと1~3年の長期コースを持つ。短・長期それぞれのコースは更に多数の専門コースに分かれ、学生は学士(ディプロマ)、技術特化(クラフト)、技術者資格(高卒修了と同等)コースなど取得したい資格のコースを選択できる。学生総数は約5,000名、機械工学科の教員19名に対して学生数は786名、学校の年間予算は約4億9,500万円。同カレッジには学生の寄宿舎があり各種スポーツや料理などのクラブ活動が盛んである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
政府による若者の雇用促進政策の一環として各職業訓練校に中国製のCNC旋盤及び裁断機、フライス盤など多くの新型の工作機械が配置されたが、従来の機械を長年使用してきた教員は複数の機械について使用法が分からず対応に苦慮している。そのため、同カレッジでは、機械工学科の教員が各機械の使用法や取扱い注意事項、学生に対する指導法を習得することを喫緊の課題と捉え、JICA海外協力隊が要請された。同科の教員に続き、関連する科の教員、学生へと指導やワークショップの展開を計画している。また、工業地帯にある職業訓練校であることより、学生の技術力向上に係る指導も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. CNC旋盤及び裁断機、フライス盤、掘削機など新しく導入された工作機械のプログラミング、運用、整備
2. 機械工学科の教員及びアシスタントに対して、CNC旋盤など新型の機械のプログラミング、運用、整備
3. 同科の教員及びアシスタントと共に学生への指導法や安全な使用法についての授業研究
4. 学生に対して新しく導入された工作機械の使用法及び技術向上のための指導
5. 隊員の特技や趣味を生かしたクラブ活動への参加
※ワークショップは機械工学科の教員及びアシスタントへの定着を優先し、学生への指導は進捗状況に応じて計画する
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
CNC旋盤(CLK6140D/2)及び裁断機、フライス盤(VMC-650)、掘削機、研削盤、パラメータ、溶接コマンド、自由・強制振動実証機など主に中国製。マニュアルは中国語のみ。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:機械工学科教員19名(男性、30~50代)
活動対象者:機械工学科教員19名(男性、30~50代)
同科アシスタント3名(男性、30~40代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(機械加工技能士2級)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)機械工学 備考:学生、教師への指導に必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:工作機械の実技指導に必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・ワークショップは機械工学科の教員及びアシスタントへの定着を優先し、学生への指導は進捗状況に応じて計画する。
・赴任後、現地語学訓練(ベンバ語)を行う予定である。