要請番号(JL55123B24)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
コミュニティ開発・社会福祉省
2)配属機関名(日本語)
国立職業訓練リハビリテーションセンター
3)任地( コッパーベルト州ンドラ市 ) JICA事務所の所在地( ルサカ州ルサカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1989年に設立された同センターは、平等な社会の実現のため、障害児、低所得や脆弱な家庭環境の子どもたちにインクルーシブな職業訓練を提供し、市場経済から取り残されない人材の育成に尽力している。17~25歳の学生約200名がビジネス科、エンジニアリング科の2つの学科で短期もしくは1年間の専科コースで技術を習得し、資格を取得して卒業する。特別支援教育や学科に応じた資格を有する59名の教職員が、学生の学習および生活の指導にあたっており、学生のほぼ全員が併設された寄宿舎で生活している。職業訓練校の役割に加えてリハビリテーション施設も併設しており、過去には家政4名、義肢装具士3名、電子機器5名の隊員が活動した。年間予算は約7,000万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ザンビア政府が、若者の雇用促進を目的に職業訓練校への進学率向上を推進する中、障害のある学生や適切な教育を受けられなかった子供たちの就業機会は厳しい状況にある。そのため、同校は主に障害のある学生を対象に職業訓練を提供している。服飾・デザイン科では学生に対して、伝統的な服飾デザインに捉われない製法への関心や伝統布と現代的な服飾との融合などの創造性を高め、就職あるいは独立起業後に社会経済の一翼を担う人材に成長して欲しいと期待している。その様な背景より、学生に日本の技術や発想を学ぶ機会を提供し、学生の技術力向上につなげたいとの思いからJICA海外協力隊の要請があげられた。学内でのファッションショーや作品の展示販売会など、学生の向上心やモチベーションを高めるためのイベントの企画実施も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. ミシンの正確な使用法の指導
2. 伝統布と現代的なデザインを取り入れたパターン(型紙)及び縫製の指導
3. 市場のニーズに合った製品の製作指導
4. 学習評価や障害に合わせた効果的な指導法に関して、同僚教員への情報共有と改善に向けた取組みの実践
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
職業用の電動及び手動ミシン(シンジャー製3台、ジューキ製4台)、オーバーロックミシン(シンジャー製1台、ヤマタ製2台)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:59名(男女、30~50代)
活動対象者:学生約20名(男女、10~20代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(家庭))
(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)家政 備考:学習評価や指導法の改善に必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:学生への指導に必要
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
・特別支援学級での活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・23年秋募集で、同センターに料理隊員も要請している。
・赴任後、現地語学訓練(ベンバ語)を行う予定である。