要請番号(JL55123B26)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
デビッド・リビングストン教員養成校
3)任地( 南部州リビングストン市 ) JICA事務所の所在地( ルサカ州ルサカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1960年に設立された同教員養成校は、環境、ビジネス、経理・金融、農業、エンジニアリング、数学、天然資源、ICTの8つの学科を有し、高校課程を卒業した学生、中途退学した学生、就業後に学び直しを志す学生などを対象に初・中等教育の教員資格取得の機会を提供しており、遠方の学生には遠隔教育も提供している。溶接やブロック作り、木工(大工)作業などの職業訓練部門も有し、93名の教員が約470名の学生を指導している。年間予算は約7億円。過去に2名の理数科教師のJICA海外協力隊が活動し、良好な関係を築いた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
農業科では、同科の全学生が1年次に学ぶ科目の一つとして土壌化学の授業がある。授業では、風化と薬剤による土壌の構造、構成、性質、分類などの基礎知識から、就農に必要な化学薬品による影響と有機栽培との対比、土壌と水資源の保全とコントロール、灌漑設備や水害予防、砂防などの知識と実地に必要な技術を指導する。特に雨季における洪水被害が多い南部州において、これらの知識は就農にあたり重要な学びとなる。安定した農業経営ができる学生を育成するため、日本の土壌化学の知見から学ぶ必要があることよりJICA海外協力隊が要請された。同科の教員は40名、学生は123名である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 土壌区分や性質、養分に係る講義と実習
2. 化学肥料と土壌の耐性及び有機栽培におけるメリット、デメリットに係る講義と実習
3. 土壌と水管理、灌漑に係る講義と実習
4. 隊員の得意な分野において課外活動への参加
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:農業科教員40名(40~60代、男女)
活動対象者:農業科教員40名(40~60代、男女)
同科生徒123名(10~30代、男女)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(高等学校教諭(農業))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)農学系 備考:農業専科の学生に指導するため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実技指導を行うため
[汎用経験]:
・農業実習180時間以上
[参考情報]:
・農作物栽培の実務経験があると良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
赴任後、現地語学訓練(トンガ語)を予定している。