2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55124A20)
募集終了

国名
ザンビア
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

マルコム・モファット ヘルスポスト

3)任地( 中央州セレンジェ郡セレンジェ ) JICA事務所の所在地( ルサカ州ルサカ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

マルコム・モファットヘルスポストは中央州(人口約225.2万人)セレンジェ郡(人口約18.8万人)に位置する。同ヘルスポストは郡に31ある医療施設の中の1つで、年間予算は約60万円。9名のスタッフと多数のコミュニティボランティアで対象コミュニティに住む約12,000人の住民に栄養改善をはじめ、HIV/AIDSや結核等感染症の予防や母子保健等のサービスを提供している。対象地域内で問題となっている栄養面の課題への対応として、コミュニティボランティアを中心に子どもの成長モニタリング等コミュニティへの訪問支援を実施している。また、近隣の専門学校で看護学生が学んでおり、当ヘルスポストで実習を行う事がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同ヘルスポストの対象地域では、住民のほとんどが栄養に対する知識を持っておらず、特に子どもの栄養状態が悪く、妊産婦や新生児に関しても栄養指導が行き渡っていない事による栄養不足が課題となっている。また、安全な水が確保できず、手洗いなどの習慣も定着していない事が、下痢を発症する要因となっている。しかし、慢性的な人員不足が発生しており、栄養士もいない事から、栄養改善や公衆衛生に関する対策が充分になされていない。こうした状況の中で同僚やコミュニティボランティアと共に各対策を進めるべく本案件が要請された。また、コミュニティボランティアと共に訪問看護を通じた母子保健に資する活動も期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先の同僚等と共に、以下の活動を行う。
1.栄養改善に資するデータの収集・分析、ヘルスポストへの共有
2.コミュニティボランティアの訪問支援に同行し、女性や子どもたちを対象にした栄養カウンセリングの実施
3.手洗い等公衆衛生に関するプロモーション活動
4.子どもの成長モニタリングの実施

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務用机、椅子、上腕周囲径測定帯、身長計、体重計

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・クリニックオフィサー1名(40代男性)、看護師2名(30代女性、30代女性)、環境衛生士1名(30代女性)

主な活動対象者:
・配属先同僚9名、地域住民約12,000人

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(短大卒) 備考:専門性を求められているため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく指導が必要

[汎用経験]:

 ・食生活改善や栄養に関する知識や経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語学訓練(ベンバ語)を行う予定である。
物理的に閉鎖的なコミュニティ内での活動や生活となる為、自身でストレスをコントロールする自己管理能力やコミュニケーション能力が求められる。