2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55124A22)
募集終了

国名
ザンビア
職種コード 職種
H132 公衆衛生
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ルボンボ地域ヘルスセンター

3)任地( 南部州マザブカ郡ルボンボ ) JICA事務所の所在地( ルサカ州ルサカ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ルボンボ地域ヘルスセンターは南部州(人口約283.2万人)マザブカ郡(人口約23.2万人)に位置する。同ヘルスセンターは郡に54ある医療施設の中の1つで、年間予算は約20万円。20名のスタッフとコミュニティボランティアで対象コミュニティに住む約10,800人の住民に外来診療、下痢の診察、HIV/AIDSや結核等呼吸器系感染症の予防、母子保健サービス等を提供している。また、対象地域内で問題となっているHIV/AIDS等の感染症や母子保健への対応として、コミュニティボランティアを中心にコミュニティへの訪問支援を実施している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同ヘルスセンターが管轄する地域では住民の公衆衛生に関する知識が不足しており、手洗い等の予防や食品・水の衛生管理がなされていない。また妊産婦が検診に来る割合が低く体調管理や衛生管理の指導が行き渡っておらず、5歳未満の子どもに必要なワクチン接種に関してもほとんどなされていない。しかしながら、治療が必要な患者数に対して慢性的な人員不足やスタッフのスキル不足により、これらの課題に対して充分な対策が行われていない。こうした状況の中で同僚やコミュニティボランティアと共に各対策を進めるべく本案件が要請された。同僚やコミュニティボランティアとデータ収集・分析等を行い、公衆衛生の観点から課題改善に寄与する活動が求められている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先の同僚等と共に、以下の中から優先順位をつけて活動を行う。
1.感染症等に関するデータ収集・分析および共有
2.手洗い等公衆衛生に関するプロモーション活動
3.母子保健サービスに関するサポート
4.HIV/AIDSの感染者に対するアンチレトロウイルスセラピー(ART)の実施
5.コミュニティへの訪問看護のサポート

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務用机、椅子等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・公衆衛生士1名(40代女性)、環境衛生士2名(50代女性、20代男性)、助産師4名(50代女性、40代女性、30代女性、20代女性)

活動対象者:
・病院勤務スタッフ20名、地域住民約10,800人

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく指導が必要

[汎用経験]:

 ・衛生啓発や健康管理の知識や経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語学訓練(トンガ語)を行う予定である。
物理的に閉鎖的なコミュニティ内での活動や生活となる為、自身でストレスをコントロールする自己管理能力やコミュニケーション能力が求められる。