2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55124A23)
募集終了

国名
ザンビア
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

チャイナマ特別支援初等学校

3)任地( ルサカ州ルサカ市 ) JICA事務所の所在地( ルサカ州ルサカ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

首都のルサカ市内にある公立の初等学校に併設された特別支援学級で、5~17歳の聴覚、視覚、知的障害や自閉症、脳性麻痺等の児童・生徒(日本の幼稚園年長~中学1年生)が在籍する。小学校全体の児童約1,500名のうち特別支援学級の児童数は約150名で、各クラス10~20名の児童数に対して1~2名の教員が担当する。特別支援学級の授業は午前の部のみであるが、学習指導に加えて生活指導、高学年の生徒には自立した生活及び就業スキルの指導を行う。2021年4月~11月及び2023年7月から障害児・者支援のJICA海外協力隊が、子供の学習理解を深めるために手製の学習カードを活用したり、歌やクイズを導入した授業を実践し各クラスを巡回指導している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先の特別支援学級の教員は全員が特別支援教育の有資格者で、障害のある児童・生徒に対する理解は深いが、これまでの経験に基づいた指導法に固定化される傾向にある。そのため、児童・生徒の学習理解度を更に高めるための指導法の拡充や教員自身の学習教材・教具の製作に関する知見を深めるべく、後任のJICA海外協力隊が要請された。配属先では年齢や障害の程度、能力に応じてクラスを編成し学習や生活指導を行っているが、教員数の減員や児童・生徒数の増加により障害のある児童・生徒に対するきめ細やかな指導が行き届かなくならない様、隊員の日本での知見を活用した児童・生徒が楽しく安心して学べる環境作りも期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

以下の活動を行う。※派遣隊員が得意なところを活かして配属先と調整
1.障害のある児童・生徒の学習理解度を高めるため、歌やストレッチ、クイズやカードゲームなどを取入れた楽しく学べる学習指導の実践
2.同僚教員に対して、日本のアイデアを取り入れた学習教材や教具の製作指導
3.児童・生徒の障害の種類や程度に応じた指導法や学習環境の整備に関する教員間のワークショップなどの開催
4.保護者や地域における障害児・者に対する理解促進のため、児童・生徒による学習発表会などのイベントの企画

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

学習用教材(アルファベット、数字カードなど)、点字教本、校庭

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:教員12名(男女、30~50代)

活動対象者:教員12名(男女、30~50代)
5~17歳までの児童・生徒約150名
※聴覚、視覚、知的障害、自閉症、脳性麻痺など
※対象学年は赴任後に話し合って決定する

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚への指導法の共有に必要

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:障害のある生徒の指導に必要

[汎用経験]:

 ・特別支援学級での活動経験

 ・障害者を対象とした活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・2023年度1次隊の障害児・者支援隊員の後任案件である。
・赴任後、現地語学訓練(ニャンジャ語)を行う予定である。
・赴任後に同僚より現地語の手話を学ぶことができる。