要請番号(JL55124A53)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
アプターズ(APTERS)
NGO
3)任地( ルサカ州ルサカ市 ) JICA事務所の所在地( ルサカ州ルサカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1990年よりザンビア医療教育大学の敷地内で活動を始めたAPTERSはAppropriate Paper Technologyに由来し、障害児用ベビーチェア、テーブル、起立補助具などをリサイクルされた段ボール紙で製作する慈善団体である。3名の事務スタッフと障害のある約10名の製作スタッフが提携企業から寄付された段ボール紙を加工して様々な生活補助具を製作する。他にもブックスタンドやイス、玩具、アクセサリー等を製作し、民芸品マーケットなどで販売して活動資金に充てている。敷地内の医療教育大学から週に一度、補助具購入のために採寸に来る障害児と保護者向けに自立した生活に関する啓発活動なども行う。2019年に外務省の草の根人間の安全保障資金協力で建物外側のフェンスと製作用工具が寄贈された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
現在のところ障害児向け生活補助具を中心に製作しているが、障害者雇用促進のため、補助具以外で販売する新しい手工芸品の開発と品質の向上が喫緊の課題である。生活補助具に関しては、医療教育大学から障害のレベル測定に来る保護者を中心に販売しており、他の製品は土日にルサカ市内で開催される食品や民芸品などのマーケットを中心に販売されているが、販売ルートの拡充も課題の一つである。同団体では製作スタッフ全員が障害を持ち、障害者雇用を促進すべく努力を続けているが、現在の販売量だけでは実現が難しく、JICA海外協力隊から製品の品質向上、新製品の開発のほか販路開拓やファンドレイジングの知見を学び、持続可能な団体運営に必要な技術をスタッフに習得させたいと考え、隊員の要請があげられた。古紙リサイクルという環境配慮も考えている意識の高い団体である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 段ボール紙による障害児向け生活補助具の製作補助及びデザインや品質の改善
2. 段ボール紙での物販用新製品の開発
3. 工芸品製作ワークショップやイベントの企画と実施
4. 製作スタッフの安定した生活支援を目的とするファンドレイジングや製品の販路開拓
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
リサイクル用段ボール紙、裁断機、加工及び色付け用具
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:事務スタッフ3名(男女、30~50代)
製作スタッフ約10名(男女、20~40代)
活動対象者:製作スタッフ約10名(男女、20~40代)
障害児の保護者
活動支援者
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・地域社会を対象とする活動の経験
[参考情報]:
・ファンドレイジングの知識があると良い
・ファンドレイジングの知識があると良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・製作スタッフは全員が肢体不自由、聴覚障害などの障害がある。
・赴任後、現地語学訓練(ニャンジャ語)を行う予定である。