2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55124B16)
募集終了

国名
ザンビア
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

デビッド・リビングストン教員養成校

3)任地( 南部州リビングストン市 ) JICA事務所の所在地( ルサカ州ルサカ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1960年に設立された同教員養成校は、環境、ビジネス、経理・金融、農業、エンジニアリング、数学、天然資源、ICTの8つの学科を有し、高校課程を卒業した学生、中途退学した学生、就業後に学び直しを志す学生などを対象に初・中等教育の教員資格取得の機会を提供しており、遠方の学生には遠隔教育も提供している。また、学費の工面が困難な学生は狭いながらも農地を付与され、栽培した野菜を学内で販売し、得た収益で学費を払う仕組みが整っている。溶接やブロック作り、木工(大工)作業などの職業訓練部門も有し、93名の教員が約1,000名の学生を指導している。年間予算は約7億円。過去に2名の理数科教師のJICA海外協力隊が活動し、良好な関係を築いた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

農業科学科では、26haの畑でキャベツ、トマト、オクラ、豆類、スイカ、メロンなど多種にわたる野菜を栽培し、牛100頭、豚140頭、ヤギ400匹、鶏数羽を飼育する。在籍する同科約100名の全生徒が野菜栽培に関わり、給食や寮の食事は学校で栽培した野菜で賄わう仕組みになっている。しかし、伝統的な作業に頼らざるを得ない現状に加え、近年の気候変動の影響で作物の生育不良などが目立つようになった。そのため、土壌改良や肥料に関する幅広い知見が必要となり、日本の知見から学びたいと考えJICA海外協力隊が要請された。隊員には、コンポストによる有機肥料作りや差別化を図れる付加価値の高い野菜作りの指導も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 品質の高い野菜作りに必要な条件の分析とデータ蓄積
2. 学内の畑地用灌漑の整備
3. 家畜のフンを利用した堆肥作りやコンポスト活用による有機肥料作り

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

畑26ha、鍬、熊手、鋤、草刈機、斧、一輪車、つるはし、ホース、スプリンクラー

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:農業科学科教員5名(40~50代、男女)
家畜飼育科教員2名(50代、男性)

活動対象者:農業科学生約100名(10~30代、男女)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(高等学校教諭(農業))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:農業専科の学生に指導するため

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:教員養成校での指導のため

[汎用経験]:

 ・播種から収穫までの栽培経験を2作物以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語学訓練(トンガ語)を予定している。