要請番号(JL55125A15)

2代目
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業省
2)配属機関名(日本語)
カシシ農業研修センター
NGO
3)任地( ルサカ州チョングウェ郡 ) JICA事務所の所在地( ルサカ州ルサカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
カシシ農業研修センターはルサカ州にある国際空港から約10km北に位置する。1974年にカトリック教会の支援を受けて設立されたNGOで、地方の小規模農民に対する農業指導を通じた自立支援を主な活動としている。25年以上にわたり、農業生態学という大きな枠組みの中で有機農業を推進している。敷地800ha内には灌漑用のため池があり、農業用地は計200ha、家畜飼育用の敷地では約200頭の牛が飼育され、そのうち約70頭が乳牛(ホルスタイン種、
ジャージー種等の交雑種)である。2024年までJICA海外協力隊員(畜産・乳製品加工)が派遣され、同センターの家畜の増産及び管理、乳製加工品の品質向上に取り組んだ。
【要請概要】
1)要請理由・背景
カシシ農業研修センターは、小規模な乳製品加工工場を設立した。酪農に付加価値をつけることは経済的に大きな可能性を持つだけでなく、小規模農家の栄養改善にも繋がる。そのため、当センターでは、それらを達成するために、乳製品の改良と開発、乳牛の遺伝的基盤のスクリーニング等を実施している。2024年まで派遣されたJICA海外協力隊員は家畜の増産、乳製品加工の品質向上に取り組み、配属先から高く評価された。配属先は引き続き、協力隊員との連携を強く希望しており、将来的には乳製品加工部門の拡大、地域の農民や酪農家に対しての研修内容を充実を期待し、本案件の要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.牛群管理の支援(記録管理、健康管理)
2.搾乳量の増加のための指導
3.牛群の遺伝的変異に関するデータ収集への協力
4.配属先が実施している小規模農家や改良普及員を対象とした研修実施支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
遠心分離機、低温殺菌装置、ステンレス製ボール、冷蔵庫、冷凍庫、計量器等
4)配属先同僚及び活動対象者
代表:男性
農業生産加工担当:男性2名
他牧童10名程度
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)畜産学 備考:配属先の希望による
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先の希望による
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・赴任後、現地語学訓練(ニャンジャ語)を行う予定である。・住居は配属先から提供される予定である。・配属先HP
・・本配属先は同募集期に「野菜栽培」のJICA海外協力隊員を要請している。