要請番号(JL55422B13)
募集終了
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
土地・農業・水・地方再定住省
2)配属機関名(日本語)
グエビ農業大学
3)任地( ニャビラ ) JICA事務所の所在地( ハラレ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1950年に首都ハラレの近郊に設立された農業大学だが、それ以前にも、実験・訓練用農場として農業に関する研修コースを提供してきた歴史がある。多くの学生は1年間のディプロマコース(農業)終了後、3年間の高等ディプロマコース(農業工学・園芸)に進む。高等ディプロマコースは、1年目と最終学年に当る3年目は校内で学び、2年目は各地で実習を行うという教育システムとなっている。学生数は約250名、職員数は約90名。過去、2005年から2013年にかけて3名の隊員(野菜、農業機械、PCインストラクター)受け入れ実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
農業は当国GDPの約10%を占める重要産業の一つ。ジンバブエは、かつて「アフリカの穀物庫」と呼ばれるほどの農業国であったが、2000年代の土地改革に伴う経済的混乱及びその後の経済危機で、商業的農業技術が失われ、農業生産は激減した。こうした状況に対し、JICAは技術協力「市場志向型農業振興プロジェクト」等農業振興への協力を実施してきている。配属先ではICT技術を活用した効率的な農業生産および農業ビジネスの実現に向け、データアナリシスソフトウェア等を通したPCの活用に関する実習および授業を行っている。過去にはPCインストラクターの隊員が校内のPC環境改善を行ったが未だそれらの環境は脆弱なため、改善に向けた継続したサポートが求められ、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ICT課に配属され、同僚や他教員と協議をしながら以下の活動を行う。
1. 校内のコンピュータが約40台、学生所有のラップトップ約120台に対する保守管理
2. 校内ネットワークの構築および運用支援
3. ソフトウェアの利用方法および保守管理(データアナリシスソフトウェア、ジオグラフィック・インフォメーション・システム等)
4. 校内のITC環境改善のための提案およびサポート
5. 学生や教職員へのICTに関する指導
6. その他、配属先が必要とするサポート
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
校内のコンピュータ(Windows8~11)約40台、インターネット、修理工具やテスターはない。
4)配属先同僚及び活動対象者
校長:女性、50代
ICT課担当職員 男性 1名
教員 10名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:高等教育機関での活動
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への助言も行う
[参考情報]:
・データ分析に関連したソフトウェアを使った経験があればよい。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(7~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
全国的に停電、断水の可能性はり、生活環境はそれなりに厳しい。
配属先が提供する校内の宿舎に居住する予定。