要請番号(JL55422B14)
募集終了
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
青年・スポーツ・芸術・レクリエーション省
2)配属機関名(日本語)
ジンバブエ国立美術館
3)任地( ハラレ ) JICA事務所の所在地( ハラレ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ジンバブエ国立美術館は1957年にハラレに設立されて以降、現在は青年・スポーツ・芸術・レクリエーション省傘下となり、ハラレを含む他2か所の施設において、現代美術の展示企画を行っている。今後新しく1か所の美術館が有名観光地でもあるビクトリアフォールズにオープンする予定である。年間の訪問者は1200人規模であり、コロナ以前は学校からの依頼を受けた訪問対応にも取り組んでいる。主にジンバブエ国内の現代美術および遺産の展示、加えて他国美術品のコレクション展の実施や美術研究を行っている。これまで館長および学芸員がイタリアのビエンナーレにおいて同国美術のパビリオン展示を行う情報発信活動もしている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同美術館のギャラリーには約7000点の収蔵品があり、それらを活用した同国の現代美術の新興および理解促進を市民および他国に対しても行っていきたいビジョンがあるが、デジタル技術を使った開発経験のある専門職員の不足により、国内外の訪問者に対して、十分な情報発信ができずにいる。今後は、市民のみならず国外からの観光客にも数多く訪問してもらう機会を得るため、デジタル技術を使ったバーチャルギャラリーの開発およびセキュリティーを強化したWEBサイトの構築を行いたい意向がある。配属先にはIT担当職員がいるが、eコマースサイト構築の経験および収蔵品に関するデーターベースの開発経験がないため、協力隊の受け入れを希望している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
国内外からの来訪者利用サービスの充実を図るために同僚のIT職員および学芸員と共に以下を実施する。
1. e-コマースに対応した安全なWEBサイトおよびSNSの構築。
2. 美術館が所蔵する作品に関するバーチャルギャラリーのWEBサイト構築。
3. IT職員が担当する業務(安全なWEBサイトの構築、館内PCネットワークの強化など)への助言。
4. 必要な範囲で、上記実現に対する資金調達に向けた資料の作成と助言。
5. その他、配属先から依頼される活動を支援。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
デスクトップまたはノートPC(Windows10または11)1台, WEBサイト開発環境はLinuxOS,PHP,MySQLなどの知識、Word Pressの経験、館内ネットワークはWindows Serverで管理。
4)配属先同僚及び活動対象者
年齢、ジェンダー、役職および役割
IT担当職員1名(30代前半、女性)
チーフ学芸員1名(30代前半女性)
アシスタント学芸員1名(20代、女性)
セールス部門職員(30代、女性)
チーフ展示物制作部門職員(60代、男性)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:政府機関での活動
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への助言も行う
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(7~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
e-コマースに対応したサイト構築およびデータベース構築の経験を有する人材が望ましい。
配属先からは本件のほか学芸員の要請も提出されており、派遣のタイミングによっては同時期に活動する可能性がある。
ジンバブエ国立美術館ホームページ:https://dev.nationalgallery.co.zw/