要請番号(JL55423A18)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
青年・スポーツ・芸術・レクリエーション省
2)配属機関名(日本語)
ジンバブエ国立美術館
3)任地( ハラレ ) JICA事務所の所在地( ハラレ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ジンバブエ国立美術館は1957年にハラレに設立されて以降、現在は青年・スポーツ・芸術・レクリエーション省傘下となり、ハラレを本拠点とした他2か所の施設において、絵画、彫刻、写真等の展示企画を通した市民への芸術理解促進を行っている。ハラレにある同美術館では、教育機関等からの依頼を受けた訪問対応にも取り組み、主に国内の現代美術および歴史に関する芸術品の展示、加えて他国美術品コレクション展も実施している。これまで、他国の援助を受け、館長および学芸員がイタリアのビエンナーレにおいて同国美術のパビリオン展示を行う情報発信活動もしている。今後は有名観光地でもあるビクトリアフォールズにも美術館をオープンする予定である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同美術館のギャラリーには7000点を超える数の収蔵品があり、それらを活用した現代美術の振興および理解促進を市民および他国に対しても行っていきたいビジョンがあるが、ユーザビリティーを意識した美術館運営経験の不足により、国内外の訪問者に対して、十分な情報発信と訪問者の確保ができずにいる。今後は、市民のみならず国外からの観光客訪問にも対応するため、館内全体の展示方法、レイアウトおよび装飾の更なる改善が求められている。配属先としては、協力隊員と美術館スタッフの協働を通して、展示やイベント、また情報発信等については新たな視点を投入し実現していきたいと考えている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 常設展および企画展示についての助言。
2. 美術館が収蔵する作品に関する情報を取り纏めたデータベース構築。
3. 上記1.2を構築するにあたり、必要な範囲で、具体的な展示方法、収集展示品の保管方法などにかかる提言書の作成および助言。
4. その他、配属先から依頼される活動を支援。
※関連職種の隊員および同美術館IT職員、セールス部門職員とも協働しながら、他2か所(ブラワヨ、ムタレ)においても、上記を進めることも有効と考えられる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ノートPC、デジタルカメラ、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
チーフ学芸員1名(30代前半女性)
アシスタント学芸員1名(20代、女性)
IT担当職員1名(30代前半、女性)
チーフ展示物制作部門職員(60代、男性)
セールス部門職員(30代、女性)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(学芸員)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:政府機関での活動
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への助言も行う
[汎用経験]:
・ワークショップやイベント等の企画運営経験
[参考情報]:
・美術館での学芸員経験があると尚よい。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(7~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
全国的に停電・断水の可能性はあり、生活環境はそれなりに厳しい。
配属先からはコンピュータ技術の隊員も要請されており、派遣のタイミングによっては同時期に活動する可能性がある。
ジンバブエ国立美術館ホームページ