【配属機関概要】

3）任地（ ハラレ ） JICA事務所の所在地（ ハラレ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

スポーツレクリエーション委員会(SRC)はスポーツ・レクリエーションの普及・推進を担う公的機関で、各スポーツ競技団体を統括している。ジンバブエ野球協会は2007年に設立され、全国に6つの支部がある。初等/中等学校への野球の普及、リーグ戦の運営、代表チーム選抜、コーチや審判の育成等に取組んでおり、ハラレでは現在2021年度1次隊の隊員が活動中。その他、マニカランド州でも2021年度3次隊の隊員が現在活動中で、2022年にはブラワヨにも野球隊員が派遣予定、またミッドランド州への隊員派遣も要請されているため、派遣のタイミングによっては同時期に複数の野球隊員が各地で活動を行っている可能性がある。

【要請概要】

1）要請理由・背景

初代野球隊員の派遣が1992年とジンバブエにおける野球隊員派遣の歴史は長く、これまで約30名の派遣実績がある。ジンバブエ代表チームは過去には南アフリカ、ウガンダに次ぐ、アフリカ第3位の成績を残しているが、野球協会の組織は未だ脆弱で各種の活動も協会のコーチや選手がボランティアベースで行っている状況である。SRCは野球協会への隊員派遣を通して「野球協会の能力強化」「選手やコーチの育成/技術力の向上」「野球を通じた青少年育成」に取組んでほしいという期待を持っており、活動中の隊員はこうした目標に沿って各学校への普及活動や技術指導、また道具の適切な維持管理や計画立案のサポート等に取組んでいる。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

野球協会(ハラレ市)に所属し、以下の活動を行う。
1.主にハラレ市内及び近郊の小中学校当での巡回野球指導(巡回指導先は協会と協議して決定する)
2.ナショナルチームへのサポート
3.現地コーチや指導者(各学校の教師等)のスキルアップ講習会や審判講習会の企画運営のサポート
4.試合や大会の企画運営のサポート
5.その他配属先が必要とするサポート

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

バット、グローブ、ヘルメット、ボール等、数は十分ではないが野球道具一式はそろっている。
ハラレ市内には野球専用球場が一つあるが、普段の巡回指導では各学校のグラウンドでの指導となる。

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
ジンバブエ野球協会会長:男性、40代
ハラレ野球協会会長:男性、40代
その他ハラレ野球協会役員7名:男性7名、女性1名、20～30代
活動対象者:小中学生(初心者)、巡回先教員(各校2名程度)、クラブやナショナルチーム(主に20～30代)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・体育的な要素を含めた指導ができると尚良い

【地域概況】

【特記事項】

全国的に停電、断水の可能性はあり、生活環境はそれなりに厳しい。