要請番号(JL55423B01)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
高等教育・科学・技術開発省
2)配属機関名(日本語)
ハラレ工科大学
3)任地( ハラレ州ハラレ市 ) JICA事務所の所在地( ハラレ州ハラレ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は首都ハラレにある公立の工科大学。1988年に国立職業訓練センターとして設立され、2005年に大学として再編された。工学、情報、ビジネス・マネージメントサイエンス、産業技術等5つの学部を有し、約3,000人の学生が在籍している。ジンバブエは2030年までの上位中所得国入りを目標として、各種取り組みを進めている。そのうちの一つが国内の産業振興や技術革新を目的とした各地の大学へのイノベーションハブ(Innovation hub、以下hub)の設置で、隊員が配属される同校のhubでは様々な分野の教員、学生がソーラーパネルの開発や清掃用洗剤、食品、医療機器、デジタル技術開発等に取組んでいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同hubでは学内関係者を中心に様々な専門性を活かして商品開発や技術開発に取り組んでおり、特に市内バスで実際に利用されているタッチ決済システムは成功例の一つである。このほか清掃用洗剤、超音波検査用ゲル、ソーラーパネル等すでに商品開発がなされたものもあるが、基本的には輸入品や既存商品等の代替品を製造している状況であるため市場での競争力は高くない。また、商品開発企画のアイデアについては外部から持ち込まれたものが多く、自らが市場や消費者のニーズを意識することは十分にできていない。そのため、協力隊にはhub関係者との共同作業を通じて、マーケティングや商品の企画開発に関する知見を共有することが求められる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
現時点では以下の活動が想定されているが、最終的な活動内容については赴任後に関係者と対話し状況に合わせて柔軟に内容を検討する。
1.マーケティングや商品開発に関する知識の共有。
2.ジンバブエにおけるマーケットや市場ニーズの分析。
3.分析結果に基づいた商品・製品開発戦略立案へのサポートやアイデア提供。
4.すでに開発されている商品等に関する販売促進や改善のサポート。
5.その他、配属先が必要とするサポート(一例として、展示会や商品発表会の参加やその準備)。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
職場でのインターネット、プロジェクター、プリンターの利用可
配属先HP
4)配属先同僚及び活動対象者
hub責任者3名:女性、40~50代
教員、スタッフ約15名:20~30代、主に学士~修士
学生等30名程度(配属先以外の学生も在籍している)
専門分野:メカトロニクス、バイオテクノロジー、IT、Fintech、Eコマース、ケミカルエンジニア、ソーラーエンジニア、電子工学、X線撮影技術等
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:高等教育機関での活動
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実務経験が求められる
[汎用経験]:
・営業や販促、商品開発の経験
[参考情報]:
・デジタルマーケティングの知識があるとよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(9~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
配属先からは本件のほかにもコンピュータ技術の要請も2件提出されており、赴任時期によっては複数の隊員が活動している可能性がある。
年や季節によって違いはあるが、全国的に電力、水事情は不安定。