2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55423B08)
募集終了

国名
ジンバブエ
職種コード 職種
G153 音楽
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育・科学・技術開発省

2)配属機関名(日本語)

ミッドランド大学

3)任地( ミッドランド州グエル市 ) JICA事務所の所在地( ハラレ州ハラレ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は2000年設立の国立大学。教育、法律、農業、社会科学等9つの学部に25,000名を超える学生が在籍している。隊員が配属されるミュージックビジネス・音楽学科(Department of Music Business, Musicology and Technology)は社会科学部に属し、学生約180名(うち学部生が約170名)と教員11名が在籍している。大学は、過去バスケットボールとバレーボールの隊員受入経験がある。現在本件以外にもキーボード、ギターを指導する音楽隊員、また、バスケットボール、バレーボール等の隊員要請もされているため、派遣時期によっては同時に活動する可能性がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では、2名の教員が20~30名程度の学生に対して管弦楽器全般の指導を行っているが、教員は理論的な講義や指導を得意としており、実技に関しては個々の学生のレベルやニーズに十分に対応できていない。そのため、適切な演奏技術を身に着けられないまま卒業してしまうケースも少なくなく、実技指導の充実が喫緊の課題となっている。そのため、協力隊には全くの初級から中級程度の学生を対象に、それぞれのレベルに応じて、分かりやすく、楽しく学べる工夫をしながら、幅広く演奏指導を行うことが期待されている。学生は卒業式等学内のイベントにおいてアンサンブルでの演奏を行う機会があるため、その点でのサポートも求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

現時点では以下の活動が想定されているが、最終的な活動内容については赴任後に関係者と対話し状況に合わせて柔軟に内容を検討する。
1.学生に対する管弦楽器の演奏指導(楽譜の読み方から始める全くの初級から中級程度)、可能な範囲で音楽理論に関するレクチャー。
2.個人及びグループの実技指導充実に向けた新しいアイデアの提供。
3.学内外のセレモニーに向けたグループ演奏やアンサンブルに関する指導やサポート。
4.学生の演奏の評価やプログレスレポートに作成に関するサポート。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

トロンボーン1本、トランペット1本、フルート1本、サクスフォン1本、クラリネット2本、オーボエ1本、リコーダー10本、ピッコロ5本、Yamaha PSR keyboard(10台)、ギター20本

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚(11名):女性2名、男性9名、30~50代
うちアンサンブル指導を行っている同僚(2名):男女、30~50代
学生:30名程度、主に20代
ミッドランド大学HP

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)音楽 備考:高等教育機関での活動

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:同僚への助言も含まれる

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(7~28℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

配属先は、卒業生と日本のNGOが取組む公立小学校での音楽教育充実に向けた教員養成プロジェクトにも協力している。そうした取り組みを含め、配属先が必要とするサポートを柔軟に行うことが想定されている。
年や季節によって違いはあるが、全国的に電力、水事情は不安定。