要請番号(JL55423B15)
募集終了
・2024/2 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
土地・農業・水・地方再定住省
2)配属機関名(日本語)
ハラレ農業試験センター
3)任地( ハラレ州ハラレ市 ) JICA事務所の所在地( ハラレ首都特別州 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
農業は当国GDPの約10%を占める重要産業の一つ。ジンバブエは、かつて「アフリカの穀物庫」と呼ばれるほどの農業国であったが、2000年代の土地改革に伴う経済的混乱及びその後の経済危機で、商業的農業技術が失われ、農業生産は激減した。こうした状況に対し、JICAは技術協力「市場志向型農業振興プロジェクト」等農業振興への協力をこれまでに実施してきている。配属先は当国の農業分野の研究・技術開発を行う部局で、農作物研究、家畜・牧草研究、研究サービスの3つの部門に分かれている。隊員が所属するのは農作物研究部門にある農学研究所になり、コメに関する試験・技術普及・研修を実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
現在、ジンバブエのコメの消費は80%を輸入に頼っており、今後も人口増加等に伴いその消費が増えることからコメの増産が急務となっている。配属先では長年ネリカ米等コメの研究開発に取り組んでおり、試験圃場での栽培も概ね順調である。しかしながら、今後の稲作普及に向けては、優良種子生産、稲作人材の育成、栽培適地への農家研修の取組等の強化が必要となっており、日本によるサポートが要請されている。JICAは今後複数年にわたって短期専門家を派遣する予定であるが、同時に配属先からは、協力隊による試験圃場での栽培、研究の強化(各種試験のサンプリング方法やデータ計測方法)や農家への普及活動等のサポートが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
現時点では以下の活動が想定されているが、最終的な活動内容については赴任後に関係者と対話し状況に合わせて柔軟に内容を検討する。
1. 試験圃場で行われている試験栽培のデータ収集、分析のサポート。
2. 配属先が実施する他の試験場等のモニタリング、技術支援のサポート。
3. 農家等への稲作普及活動、研修等のサポート。
4. 乾季等を利用した稲作に適した地域の調査。
5. その他、配属先が必要とするサポート。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
研究室、温室、圃場施設
配属先FB
4)配属先同僚及び活動対象者
コメ研究開発担当2名:女性、30~50代
その他、試験センタースタッフ365名(女性187名、男性
178名、高卒程度~修士号)
また、大学生インターン複数名(主に20代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:専門研究機関での活動
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・稲作技術の研究に携わった経験があると良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(9~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
上記の通り、稲作専門家(短期)の派遣も予定されているため、必要に応じて専門的な相談や指導を受けることが可能。
年や季節によって違いはあるが、全国的に電力、水事情は不安定。