要請番号(JL55423B36)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
観光気候変動観光ホスピタリティ省
2)配属機関名(日本語)
ジンバブエ環境管理局
3)任地( ハラレ州ハラレ市 ) JICA事務所の所在地( ハラレ州ハラレ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、持続可能な天然資源の管理、環境保護、環境汚染の予防、国家環境計画の策定等ジンバブエの環境管理に関する業務全般を担う公的機関。技術的な業務を扱う部門は、環境保護部門と環境管理サービス部門の2つに分かれており、全国10州および60の地方都市に拠点を構えている。隊員は環境調査に関する計画や評価などを実施する課に配属される予定。同課ではドローンなどを用いた大気汚染や水質汚染に関する測定値の情報分析や監視等を行っている。これまで隊員の受入実績はないが、配属先からは本件の他にコンピュータ技術の隊員も要請されており、派遣のタイミングによっては同時期に活動する可能性がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では主にPM2.5などの大気汚染物質の状況を把握するため、ドローンを活用した情報収集を行い、委託先企業が所有するサーバー等にデータを保存し活用している。しかしながら、各汚染物質の測定方法や情報分析等の経験を十分に持ち合わせた技術者がおらず、汚染防止や規制に関する政府方針を策定するための十分な測定値分析や収集整理ができていない。また、汚染された空気の排出状況をリアルタイムで監視し、それらに関するデータをWEB上で公開し、誰もがPCやスマートフォンからアクセスできるようなシステム構築を試みているものの、安定した運営には至っていない。このため、環境調査事業に従事した経験を有する隊員の受入れを希望している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
現時点では以下の活動が想定されているが、最終的な活動内容については赴任後に関係者と対話し、状況に合わせて柔軟に対応を検討する。
1. 市内に設置されている大気汚染物質(PM10,PM2.5,PM1,CO2)に関連するセンサー等の現状を調査し、現状把握および問題を分析した後、より最適な機材やシステムを提案する。
2. 分析機器などの情報集約、分析処理の向上に資するIT技術の導入などを提案し、実装に繋げる。
3. 可能な範囲で、既存のドローンを用いた地理情報解析に関するGIS Softwareなどに関する技術的なサポート。
4. その他、配属先が必要とするサポート。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ArcMap,Quantum GIS, Drones(Phantom 4,Mavic Pro,), Micro-Dust Pro Analyzer-CEL712, AirVisual by IQAir
4)配属先同僚及び活動対象者
部門マネージャー:男性、40代、1名
職員:男性、30代~40代、2名
研究者:男性、30代、1名
インターン:男性、20代、1名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:政府機関での活動
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への助言も行うため
[参考情報]:
・環境調査事業に関わった経験があれば良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(9~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
年や季節によって違いはあるが、全国的に電力、水事情は不安定。
ジンバブエ環境管理局HP