要請番号(JL55424A01)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大統領府
2)配属機関名(日本語)
科学・産業研究開発センター
3)任地( ハラレ州ハラレ市 ) JICA事務所の所在地( ハラレ州ハラレ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、持続可能な発展のための技術的解決策を社会に提供することを目的として1993年に設立された大統領府直轄の研究開発機関。バイオテクノロジー、エネルギー、建築、金属工学、環境科学等12分野の研究開発部門のほか、研究開発成果を商用化するTechnology & Commercial Information Promotion System (TIPS)及びZimbabwe Technological Solutions (ZTS) Private Limitedという2つのビジネス・ユニットを有しており、本件で派遣される隊員はTIPSに配属される予定。協力隊の受入実績はないが、訪日経験のあるスタッフが数名在籍している。過去に韓国との間で農業分野での協力実績有。
【要請概要】
1)要請理由・背景
TIPSは1986年に国連開発計画(UNDP)と国連科学技術開発基金(UNFSTD)によって創設。1996年にジンバブエ政府に引き継がれ、現在は配属先の一部門となっている。TIPSは、農業を含む中小零細企業の能力強化と振興を目的とし、各種調査の実施と分析評価、能力構築・強化のためのトレーニング、起業や経営に関するサポート、また地方のコミュニティを対象とした生活改善のプログラムなどを実施している。当国では企業のうちの6割以上が中小零細企業と言われており、今後の経済成長や社会経済変革のためにはこうした企業の成長が欠かせない。現在の取組をより充実させるため、協力隊の派遣が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
現時点では以下の活動が想定されているが、最終的な活動内容については赴任後に関係者と対話し、状況に合わせて柔軟に対応する。
1.同僚への日本の中小零細企業振興やサポートに関する施策や事例の共有。
2.TIPSが実施する各種トレーニングを含む、中小零細企業やスタートアップの能力構築・強化のサポート。
3.TIPSが実施する各種調査、データ収集やその結果に関する分析・評価のサポート。
4.可能な範囲で、各種レポート、ジャーナル、ポリシーペーパー作成のサポート。
5.その他、配属先が必要とするサポート。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、イス、インターネット、共用PC
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先長:男性、50代
TIPS責任者:男性、40代(JICA研修事業での訪日経験有り)
TIPS同僚:10名(女性4名、男性6名)、20~60代、学士・修士
配属先FB
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:A)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:研究開発機関での活動
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:活動上専門的知識が必要
[参考情報]:
・中小企業診断士資格があると良い
・データ分析経験があるとなお良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(9~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
年や季節によって違いはあるが、全国的に電力、水事情は不安定。
配属先からは本件の他にも複数の協力隊要請(他職種)がなされており、派遣のタイミングによっては同時期に活動することになる。