要請番号(JL55424A07)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
高等教育・科学・技術開発省
2)配属機関名(日本語)
ダニコ・プロジェクト
NGO
3)任地( ハラレ州ハラレ市 ) JICA事務所の所在地( ハラレ州ハラレ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ダニコプロジェクトは独立戦争の間に教育を受けられなかったり、身体的障害をおった元兵士たちの教育・技術訓練のニーズに基づいて1981年に設立された。現在は産業訓練校での職業訓練とセカンダリースクール(日本の中学校相当)での通常教育を行っており、身体障害の有無に関わらず生徒を受け入れている。産業訓練校では、木工のほか、服飾、IT、配電設備の分野で学生を受け入れており、過去に服飾とコンピュータ技術(3名)隊員の受入経験がある。木工については、セカンダリースクールの卒業資格を持つ学生を対象とした2年コース(2年目は学外で実習を行う)と資格を持たない学生を対象とした1年コースがある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
CADに関する指導・学習は、産業訓練校の木工コースではカリキュラムにも記載された必須項目であるが、配属先においてはその知識を持つ教員がいない。そのため、製図や設計については黒板を使った授業が行われており、学生はCADに関する知識を独学で学ばなければいけない状況が続いている。そのため、配属先は、この分野に知見のある協力隊を受け入れ、CAD指導に関する体制を整えたいと考えている。また、木工コースではカリキュラムに沿った木工の実習クラス、また外部からの注文を受けた家具等の製作・販売も行っているため、こうした技術指導や販売促進へのサポートも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
現時点では以下の活動が想定されているが、最終的な活動内容については赴任後に関係者と対話し、状況に合わせて柔軟に対応する。
1.CADの授業が実施できるようになるための体制整備のサポート(ソフトウェア選定、インストール、指導法の検討等)。
2.学生へのCADの指導。また、教員が自身で教えられるようになるためのサポート。
3.可能な範囲で、実技クラスや製品製作へのサポート。また、顧客開拓や販売促進に関するサポート。
4.その他、配属先が必要とするサポート。
*予算面の制約や学生の経済事情も考慮し、現時点では無料のCADソフトを利用することを希望している。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
作業台、バンドソー、昇降盤、手押しカンナ、自動カンナ、ベルトサンダー、集塵機、PCルーム(Windows10)
家具は主に安価なパイン材を使用しているが、持ち込みの場合はホワイトオーク、チーク、マホガニー等を扱う事もある。
4)配属先同僚及び活動対象者
木工コース責任者:男性、40代
木工コース教員2名:男性、40代(指導経験15-20年)
販売用製品作成部門スタッフ2名:女性、男性、20‐40代
学生約40名(主に10代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:専門性が必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への指導も含まれる
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(9~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
専門学校卒は職業訓練校卒も含む(但し木工が専門であること)。年や季節によって違いはあるが、全国的に電力、水事情は不安定。同敷地内にあるダニコのセカンダリースクールからも体育の隊員が要請されており、派遣のタイミングによっては同時期に活動することになる。