要請番号(JL55424A33)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
青年・スポーツ・芸術・レクリエーション省
2)配属機関名(日本語)
ジンバブエ国立美術館(ブラワヨ)
3)任地( ブラワヨ州ブラワヨ市 ) JICA事務所の所在地( ハラレ州ハラレ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ジンバブエ国立美術館は1957年にハラレに設立されて以降、現在は青年・スポーツ・芸術・レクリエーション省傘下となり、ハラレを本拠点とした他2か所(ブラワヨ、ムタレ)の施設において、同国のビジュアルアーツ(絵画、彫刻、写真など)の企画展示やワークショップを通した市民への芸術理解促進を行っている。ブラワヨの国立美術館は、市民や国内外の観光客以外にも教育機関からの依頼を受けた訪問対応にも取組んでおり、主にジンバブエの現代美術および歴史に関する芸術品の展示、加えて他国との連携のもと他国のコレクション展の展示も行っている。今後は有名観光地でもあるビクトリアフォールズにも美術館をオープンする予定である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同美術館にはアーティストのためのインキュベーション施設があり、芸術家活動の環境改善および一般向けに対する芸術理解への促進に力を入れている。また、展示を行う建物は125年以上と歴史ある建造物が活用されており、文化遺産保護を兼ねた芸術展示が行われ工夫が凝らされてはいるものの、コロナ感染拡大の影響もあり、国内外からの観光客を十分に呼び込めてはいない。そのため、美術館運営の活性化に向けた新たな取り組みやアイデアの提案が求められている。配属先には学芸員がいるが、海外協力隊と協働することで、同美術館のデジタルコンテンツの充実化も含め、多様な側面からの魅力の発信強化が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
現時点では以下の活動が想定されているが、最終的な活動内容については赴任後に関係者と対話し、状況に合わせて柔軟に対応を検討する。
1. 常設展および企画展示や各種イベントやワークショップについてのサポート。
2. 美術館が収蔵する作品に関する情報を取り纏めたデータベース構築サポート。
3. 上記1.2を構築するにあたり、具体的な展示方法、収蔵品の保管方法等の提言やサポート。
4. その他、配属先から依頼される活動を支援。
※関連職種の隊員や関連部門の職員とも協働しながら活動を進めることも有効と考えられる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ノートPC、デジタルカメラ、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
館長 1名 女性
展示物制作部門職員 1名 男性
セールス部門職員 1名 男性
IT担当職員1名(30代前半、女性)ハラレ
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(学芸員)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:政府機関での活動
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への助言も行う
[参考情報]:
・美術館での学芸員経験があると尚よい。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(7~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
年や季節によって違いはあるが、全国的に電力、水事情は不安定。
ジンバブエ国立美術館(ブラワヨ)ホームページ
ハラレの国立美術館からも学芸員の要請が提出されており、派遣のタイミングによっては同時期に活動することになる。