2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55424B02)
募集終了

国名
ジンバブエ
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

土地・農業・農村開発省

2)配属機関名(日本語)

ブラックフォードビー農業大学

3)任地( 中央マショナランド州マゾエ市 ) JICA事務所の所在地( ハラレ州ハラレ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス+車 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1974年にタバコ生産の訓練校として設立された任国で唯一の農業系私立大学で400ヘクタールのキャンパス内には校舎、学生寮、広大な農地がある。2000年、タバコ生産コースに代わって農業全般のディプロマコース(2年制)が設けられた。野菜、家畜、農場管理、エンジニアの4学科があり、1年目は校内で理論と実践を学び、2年目は校外でインターンシップに参加する。2023年、JICAのネリカ米振興政策の対象校に選ばれ、講師、小規模農家を対象に、JICA専門家による指導・実践が行われた。講師の中にはJICA帰国研修員もいる。スタッフ数は56名、学生数は192名(96名/年、全寮制)、年間予算は75万ドル。配属先位置情報 配属先WEBサイト

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では、気候変動による干ばつの影響で、作物の収穫や水の確保が脅かされている。また、近年は若年層を中心に米の需要が高まってきており、これまで輸入に頼ってきた米を自国で生産することを目指している。そのような中、ネリカ米(生育期間が短く、短い雨季での栽培や、干ばつのリスクを回避可能)の導入が注目されており、2023年には食料安全保障の改善を目的として、JICA専門家による技術協力が実施された。同年11月に、ネリカ米の栽培方法や技術を指導する授業が導入されたが、新たな分野ということもあり、十分な知識や経験を有した講師がいない。そのため、JICA海外協力隊による継続的支援を望む声が上がり、要請に至った。配属先FBページ

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. ディプロマコースの学生に対して、講義や実践授業でネリカ米の生産に係る知識や技術を共有・指導する
2. ネリカ米の生産向上を目指したアイデア・取組みの提案やイベントを実施する
3. 他大学を巡回し、ネリカ米について紹介・指導する(月2回程度)
4. その他、小規模農家対象の短期プログラム(1年制)において、ネリカ米の生産に係る知識や技術を共有・指導する。
※栽培されている農作物(トマト、ジャガイモ、玉ねぎ、キャベツ、ビートルート、ブロッコリー、ほうれん草、バターナッツ等)は主に学生寮での食事や市場販売向けである。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

農器具一式、プロジェクター、デジタルホワイトボード、パソコン(Windows等)。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
校長(男性、40代)、野菜栽培コースの講師4名(男性1名、女性3名、30代~50代)フィールドスタッフ13名(男性7名、女性6名)
活動対象者:
ディプロマプログラム一年目の学生96名(18歳~25歳)、短期プログラムの学生(農業者)24名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:高等教育機関での活動の為

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・農林水産業および関連する加工業等の経験

[参考情報]:

 ・主にネリカ米の指導を行う

 ・栽培経験や農業経験あると良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

全国的に電気は不安定であるがJICA事務所からポータブル電源を貸与可能
同分野においては、赴任前に研修を受けたり、近隣国に派遣中の専門家や隊員との意見交換なども行う可能性あり
ジンバブエ情報サイト