要請番号(JL55424B03)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
土地・農業・農村開発省
2)配属機関名(日本語)
クシンガ・ピケレラ農業大学
3)任地( 東マショナランド州マロンデラ市 ) JICA事務所の所在地( ハラレ州ハラレ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1981年に設立された公立の農業大学。栽培、園芸、家畜、エンジニアの4つの学科があり(3年制)、理論と実践を交えた授業を展開している。学生数は約100名(全寮制)、スタッフ数は81名である。2023年にはJICAのネリカ米振興政策の対象校として、JICA専門家による指導・実地訓練が実施された。配属先位置情報 配属先FBページ 配属先WEBサイト
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では、気候変動による干ばつの影響で、作物の収穫や水の確保が脅かされている。また、近年は若年層を中心に米の需要が高まってきており、これまで輸入に頼ってきた米を自国で生産することを目指している。そのような中、アフリカの土地での栽培に適したネリカ米(生育期間が短く、短い雨季での栽培や、干ばつのリスクを回避可能)の導入が注目されており、2023年には食料安全保障のための協力として、JICA専門家による技術支援が実施された。同年11月には、ネリカ米の栽培方法や技術等を指導する授業が導入されたが、新たな分野ということもあり、十分な知識や経験を有した講師がいない。そのため、JICA海外協力隊により継続的支援を希望する声が上がり、要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と共に以下の活動を行う
1. 学生に対して、講義や実践授業でネリカ米の生産に係る知識や技術を共有し、指導する
2. 小規模農家に対して、ネリカ米の生産に係るトレーニングを実施する
3. 米の生産向上を目指したアイデア・取組みの提案やイベントを実施する
4. その他、可能な範囲で配属先の日常業務のサポートも行う
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
インターネット、プリンター、スキャナー
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
校長(女性、経験数20年)、カウンターパート(男性、40代)、その他、講師など6名(30~55歳)
活動対象者:
学生100名 (男女、18~40歳)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:高等教育機関での活動の為
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・施設栽培に関する知識や経験
[参考情報]:
・家庭栽培に関する知識や経験があると良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
全国的に電気は不安定であるがJICA事務所からポータブル電源を貸与可能
同分野においては、赴任前に研修を受けたり、近隣国に派遣中の専門家や隊員との意見交換なども行う可能性あり
ジンバブエ情報サイト