要請番号(JL55424B15)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
高等教育・科学・技術開発省
2)配属機関名(日本語)
クシンガ・ピケレラ・ポリテクニック
3)任地( 東マショナランド州マロンデラ ) JICA事務所の所在地( ハラレ州ハラレ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は当国独立の翌年1981年に設立された技術工科専門学校。主に中等教育修了者に対し、服飾、機械工学、建築、自動車整備、情報技術等幅広い分野の教育を提供している。1年3学期制で、1年修了時にNational Certificateを取得、3年修了時に大学入学資格となるNational Diplomaが取得できる。2年目は実地研修のため校外で現地実習を行う期間となっている。協力隊の受入については2022年にPCインストラクター隊員(短期)を受け入れた経験有り。現在本件の他にPCインストラクターの要請も提出されているため、派遣のタイミングによっては同時期に活動する可能性がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ジンバブエ政府は2030年までの上位中所得国入りを目標とし、教育分野では「教授、研究、コミュニティサービス、イノベーション、産業化」を重視するEducation5.0という方針を打出している。特に脆弱な国内産業の振興や雇用創出に向けた職業訓練や起業家育成、イノベーションが重視されており、配属先でも学生が卒業後も活躍できるための教育の充実を目指している。そのためには、実技指導の内容充実が必要と配属先は考えており、服飾に関する知見を持つ隊員の派遣が期待されている。学生が幅広く、新しいアイデアや技術を身に付けるとともに、実際の市場や流行を意識して製品作成ができるようになるような工夫が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
現時点では以下の活動が想定されているが、最終的な活動内容については赴任後に関係者と対話し状況に合わせて柔軟に内容を検討する。
1. 学生に対するデザイン、パターン制作指導、デザイン用ソフトを用いた授業計画等に対するサポート。
2. 丁寧な縫製や仕上げの技術指導と消費者や商品価値に対する意識づけ。
3. 現地実習中の学生のフォローアップや 実習課題制作、試験、評価にかかるサポート。
4. その他、配属先が必要とするサポート。
※現在、配属先では外部から注文を受けたユニフォーム、デザイナースーツやドレスなどを製作している。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
裁断用机、実習室、講義用の教室、HARRISON Industrial Lockstitch Machine - GC8700 5台、工業用オーバーロックミシン(HARRISON)など一通りの道具
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
20~40代、男性2名、女性4名の指導教官
活動対象者:
18~50代、指導教官および生徒約70名
配属先HP
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:高等教育機関での活動のため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への助言も行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
全国的に電気は不安定であるがJICA事務所からポータブル電源を貸与可能
同分野においては南アフリカ、ボツワナ、ジンバブエ、ナミビアに派遣中の専門家や隊員との意見交換なども行う可能性あり
ジンバブエ情報サイト