要請番号(JL55424B20)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
環境・気候変動・野生動物省
2)配属機関名(日本語)
ジンバブエ林業大学
3)任地( マニカランド州ムタレ市 ) JICA事務所の所在地( ハラレ州ハラレ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は林業委員会管轄下では唯一の研修施設を備えた大学。森林経営、木材技術、製材等に関する2年半のDiploma in Forestry, Diploma in Wood Technologyのコースと1年間の各種Certificateコースや研修機会を提供している。南部アフリカ地域の国々からも学生を受入れており、全学生数は約100名。卒業生は林業普及員、環境担当官、林業家、研究者等として活躍している。過去2003年から2008年まで2名の隊員が配属されており、Diplomaコースで測量学、森林土木、道路工学の担当や植林伐採科目にて実習の補助などを行っていた。但し、前任者の派遣から時間が空いていることから、本件は新規派遣の扱いとなる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同大学の運営方針を決定する林業委員会は環境・気候変動・野生動物省傘下の機関で、森林はジンバブエの経済、観光、農業、生計、地域社会を直接・間接的に支え、同国の経済成長に欠かせない資源の一つであるとして、それらの保全と持続可能な管理を行っている。配属先では、森林管理に関する基本的な理論と実践力を備えた人材の育成のための教育が行われており、隊員には授業や実習の充実に向け、自身の得意分野を活かして、これらの授業の準備・計画から講義や実習のサポート、また可能な範囲で日本の森林経営の紹介等も行っていくことが期待されている。なお、Diplomaコースでは8ヶ月間以上の外部での実習が必須となっている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
現時点では以下の活動が想定されているが、最終的な活動内容については赴任後に関係者と対話し、状況に合わせて柔軟に対応する。
1.Diploma in Forestryコースのカリキュラムに沿って、「森林工学」「森林計測と管理」「森林改良」「樹木改良」「森林資源管理」「木材伐採」「森林ビジネス経営」等科目の中から得意な分野の授業や実習を担当・サポートする。
2.同僚や学生に対する、日本の森林施策や森林経営の事例の共有。
3.可能であれば、QGIS(データはGoogle earth使用)や森林リモートセンシングを使った情報管理分析の方法などの指導。
4.その他、配属先が必要とするサポート。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
メジャー、コンパス、GPS、距離計、マーキングテープ、机、イス、インターネット、共用PC
配属先FBページ
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先長:男性、40代、修士
部門長:男性、30代、修士
同僚:7名(女性2名、男性5名)、20~30代、学士・修士
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)林学 備考:高等教育機関での活動
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:活動上専門的知識が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
全国的に電気は不安定であるがJICA事務所からポータブル電源を貸与可能
ジンバブエ情報サイト