2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55425A13)

国名
ジンバブエ
職種コード 職種
F111 経営管理
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育・科学・技術開発省

2)配属機関名(日本語)

チノイ工科大学 イノベーションハブ

3)任地( 西マショナランド州チノイ市 ) JICA事務所の所在地( ハラレ州ハラレ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

チノイ工科大学は、自然科学、芸術、経営学、工学、観光学等11学部を有し、約14,000人の学生が在籍している。1999年にジンバブエ大学の生産工学とホスピタリティ・ツーリズムの2つの学位を提供するプログラムとしてスタートし、2001年に大学として再編された。同大学は、質の高い教育を提供すべく、科学・技術・工学・数学を主体に革新的な戦略を採用し、またICTの活用やエンジニアリング、農業、ホスピタリティ、アート・デザイン等を推進している。隊員が配属される自然科学学部は、生物学、化学、物理学、数学という4つの学科があり、3年次には産業派遣実習(特定分野の課題解決の研究実習)に参加する。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ジンバブエ政府は2030年までの上位中所得入りを目標に「教授、研究、イノベーション、産業化」を重視し、国の発展に繋げるEducation5.0という方針を打ち出している。配属先ではこうした方針を具体化する為、大学が運営する「イノベーションハブ」で、学内活動の産業化や学生による革新的アイデアを生かした実践的取組みが行われており、現在は消毒液や食器用洗剤の製造に重点をおいて取り組んでいる。しかし、スタッフや学生の知識・技術は十分でなく、ハブの管理にも改善が必要と考えられている。そこで、日本の知見を活かし、ハブの活性化や商品の増産に向けた提案等、持続可能な発展に向けてサポートしてほしいとのリクエストがあり、本要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先同僚とともに以下の活動を行う。
1.スタッフや学生に対して、新規ビジネスアイデアの戦略や経営管理のノウハウを共有する
2.講義「新製品開発と品質管理システム」の指導方法の強化に向け、講師に対して品質保証と5Sカイゼンについてトレーニングを実施する
3.配属先や姉妹校でのワークショップのサポートや、安全衛生トレーニング実施のサポートをする。
4.その他、配属先の日常業務も行う

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、ホワイトボード、プロジェクター、インターネット

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
ダイレクター(女性40代)、マネージャー(男性40代)、
スーパバイザー(女性30代)、その他、生産チーム11名

活動対象者:
学生約100名(19-50歳)
イノベーションハブの生産チームスタッフ14名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大学での指導の為

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:業務遂行上必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

全国的に電気は不安定であるがJICA事務所からポータブル電源を貸与可能 ジンバブエ情報サイト
チノイ工科大学HP