2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56018A07)
募集終了

国名
ベナン
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

幼児・初等教育省

2)配属機関名(日本語)

グランポポ視学官事務所

3)任地( モノ県グランポポ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、グランポポ市内の小学校(80校)と幼稚園(24園)を管轄している教育行政機関であり、管轄校の人事、財務管理、カリキュラム管理、小学校卒業試験の監督、教員研修の企画・運営等の業務を行っている。視学官長と教務主事は管轄地域を定期的に巡回し指導を行っている。2017年1月の教育行政改革後、配属機関長(視学官長)は隣接する二市の視学官事務所長を兼務している。年間予算は約180万円。2019年7月まで前任の小学校教育の青年海外協力隊(JV)が活動している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ベナン国の初等教育就学率は、2006年の初等教育の無償化を受け大幅に改善されたが、増加した就学児童数に比する教員数不足、学校設備の未整備による教室過密化、教員の指導力不足等により、修了率(77%)、留年率(11%)(2015年)の改善は難しい状況である。かかる状況下、JICAは2008年に開始した教育分野へのJV派遣を、学校保健を切り口とした学校環境改善から教科指導支援に活動内容をシフトさせてきている。2014年7月に幼児・初等教育省とJICAは「教育分野のJICAボランティア派遣に関する覚書」を取り交わし、学校保健や理科、算数、図工、体育、音楽の教科指導に取り組むJVを複数の地域に継続して派遣していくことに合意し、現在はJV17名が活動中である。前任JVは、体育の授業支援や、ベナン派遣教育分野JVで形成される教育部会が作成した図工指導マニュアルを活用した図工の指導支援等に取り組んでいる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

現場の状況等を勘案しながら配属先と協議の上、活動校を選定、活動計画を立案、配属先、校長、教員、児童たちと協働し、自身の得意なものを活かしながら、以下に挙げるような活動を行う。
1.授業改善に向けたアイディアの提案や身近にあるものを活用した教材作成
2.体育、図工、音楽、算数、理科等の中から指導可能な教科の指導支援
3.配属先や学校関係者の主体的参加を見込む行事やアクティビティの提案や企画・実施(例:運動会、発表会、コンクール、研修会、視聴覚教材の作成、体験型学習等)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし。現地にあるものを工夫して使用する。

4)配属先同僚及び活動対象者

・視学官長1名
・教務主事2名
・視学官事務所総務スタッフ(秘書、会計、運転手)
・各学校の校長、教員、児童

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験) 備考:児童に指導するため

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

高温多湿な気候であり、厳しい生活環境の中、学校巡回は徒歩や自転車で行うため、健康管理をしっかり行う必要がある。フランス語で生活可能であるが、現地語を話すとより地域に密着できるため、赴任後に現地語も学習します。