2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56018A10)
募集終了

国名
ベナン
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ジャコトメ保健センター

3)任地( クッフォ県ジャコトメ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ベナン国西部のクッフォ県ジャコトメ市(人口約140,000人)に位置し、コミューンレベルの一次医療機関として1986年に設立され、7の区保健センターを管轄している。産科(分娩施設有)、診察科、検査室及び薬局を有し、医師、助産師、看護師、看護助手や技師など計35名のスタッフが在籍しており、同保健センターの月間来訪者数は約800名。2017年の年間予算は約290万円で、外国の援助はなし。同任地の他配属先で家政・生活改善の青年海外協力隊(JV)1名、食用作物・稲作栽培JV1名が活動予定。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ベナンの妊産婦死亡率(10万出産あたり405)及び5歳未満児の死亡率(1,000出生あたり98)は、ともに高い数値のままであり、母子保健サービスの改善、保健人材の質の向上は重要な課題となっている。配属先においては、慢性的な人手不足・予算不足もあり、診察や予防接種等の通常業務をこなすのが手一杯であり(カルテや予防接種記録の整理も十分に行えていない)、母親に対する指導やコミュニティにおける啓発が十分に行なえていない状況である。また、地域には薬草等を用いた伝統的医療が未だ根付いており、近代医療に頼らず医療機関に足を向けない住民も少なくない。乳幼児の予防接種や健診の受診率向上、そして衛生や栄養の改善に協力することが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先となる保健センター及び自転車か徒歩で訪問可能なコミュニティにて、以下のような活動を行う。
1. 予防接種や乳幼児健診の受診率向上のためのアイデア提案と実施支援。
2. 乳幼児の衛生や栄養改善等の啓発活動支援。
3. スタッフの能力強化とセンターの業務改善(カルテや予防接種記録の適切な管理等)のための情報提供、活動支援。

※ 身体への侵襲行為は行わない。
※ 活動は、主に配属先の看護師長、看護師と協議しながら進めることになる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

なし

4)配属先同僚及び活動対象者

センター長・医師
看護師長(男性・30代)
看護師(30-50代)
助産師
看護助手(30-40代)
活動対象者:来院患者(主に乳幼児の母親)、地域住民

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

フランス語で生活可能であるが、現地語を話すとより地域に密着できるため、赴任後に現地語も学習します。