要請番号(JL56018A14)
募集終了
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働・公職・社会問題省
2)配属機関名(日本語)
アカサト障害者職業訓練センター
3)任地( アトランティック県アボメカラビ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1990年に設立されたベナン家族省管轄の障害者職業訓練センター。17歳以上の障害者(肢体障害者、視覚障害者、知的障害者)を対象に18ヶ月間の職業訓練を実施することを目的とする。現在の実習生は28名で同センター内にある宿舎で18ヶ月生活する。研修は、理論と実習で構成されている。実習研修では手工芸、石鹸つくり、野菜栽培、家畜飼育が行われており、製品や家畜はセンター内や展示場で販売される。年間予算は約300万円。外国の援助機関、ボランティアの援助はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同センターは、事務所、教育部門、研修部門で構成されている。研修部門は、知的障害者を対象にした野菜栽培研修、ウサギ、鶏、ヤギ等の家畜飼育研修、肢体障害者を対象とした機織、ござ作成研修、視覚障害者を対象としたマクラメを活用したベット、バック作成研修が行われている。研修指導員は6名(いずれも健常者)。同センターは開設時から2013年までに約300名の障害者研修を受け入れている。しかし、限られた予算内での運営状況は厳しく、手工芸製品技術改良に至っていない。指導員への新しいアイディアの提案や編み物や刺繍等への取り組みが求められている。こうした技術訓練をとおして、社会的弱者の自立を支援する活動に協力する。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先スタッフと連携し、以下の活動を行う。
1.センター指導員を対象にマクラメを活用した新製品の提案や編み物、刺繍等の実技指導を行う。
2.18ヶ月間の実技研修プログラムの内容を把握し、障害者の速度に合わせたわかりやすい実習講座を提案する。
3.指導員とともに視覚障害者、肢体障害者への実習を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
屋外実習研修場(屋根付)、機織機
4)配属先同僚及び活動対象者
センター長 男性・50歳代 29年社会サービス関連経験者
機織指導員 男性・40歳代 8年経験者。男性・40歳代 5年経験者
教育活動指導員 男性・30歳代 5年経験者
社会促進指導員 女性・30歳代 4年経験者
マクラメ指導員 女性・30歳代 8年経験者 他 合計11名
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・手工芸に関する知識と経験
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
フランス語で生活可能であるが、現地語を話すとより地域に密着できるため、赴任後に現地語も学習します。