要請番号（JL56019B05）
募集終了
2代目
| ・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
保健省
2）配属機関名（日本語）
ボパ保健センター
3）任地（ モノ県ボパ市 ） JICA事務所の所在地（ コトヌー ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 2.0 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
ベナン国西部のモノ県ボパ市(人口約13,000人)に位置する市レベルの一次医療機関であり、7の区保健センターを管轄している。診察科、産科(分娩施設有)、検査室、薬局及び入院棟を有し、医師、助産師、看護師、技師や看護助手など計20名のスタッフが在籍しており、月間の診察約300件、妊婦健診約40件、分娩約25件、予防接種約50～60件。年間予算は約200万円。外国の援助はなし。
前任者は保健師となるが、地域での感染症や疾病(下痢や皮膚疾患など)の予防啓発に関連した活動が主となるため、職種を感染症・エイズ対策に変更した。
【要請概要】
1）要請理由・背景
配属機関は、市レベルの保健センターとしては利用頻度が低いことを問題視している。近隣に区レベルの保健センターが点在しており、アクセスしやすい医療機関を住民が選択しているともいえるが、同センターとしては、地域住民にとってより身近な医療機関にしたい考えがある。また、地域には薬草等を用いた伝統的医療が未だ根付いており、近代医療に頼らず医療機関に足を向けない住民も少なくない。このような背景を理解しつつ、医療機関受診の促しとマラリア等の感染症の予防啓発に協力することが期待されている。前任者は、保健センターの利用促進を目的に予防接種及び体重測定の実施支援、そして地域における住民の健康状態等の調査、感染症や生活習慣病の予防啓発活動を行っている。
2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）
配属先となる保健センター及び自転車で訪問可能なコミュニティにて、以下のような活動を行う。
1. 地域の伝統的医療を理解し、住民の生活様式や健康状態を把握する。
2. 基礎衛生や感染症予防に対する有効な啓発方法を模索する。
3. 予防接種や妊婦健診で来訪する母親や地域住民に対する感染症(マラリアやHIV/エイズ)の予防啓発を行う。
4. 保健センターの業務改善(カルテや予防接種記録の適切な管理等)のための情報提供と支援を行う。
※ 活動は、主に配属先の看護助手または各村の保健ボランティアと協議しながら進めることになる。
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
なし
4）配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
医師1名(男性、40代)、 看護師3名(女性・男性、30～40代)、
助産師1名(女性、30代)、 看護助手5名(女性・男性、30～50代)、
各村の保健ボランティア
活動対象者: 来院患者、地域住民
5）活動使用言語
フランス語
6）生活使用言語
その他
7）選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]：（ ）
[性別]：（ ） 備考：
[学歴]：（ ） 備考：
[経験]：（ ） 備考：
[参考情報]：
・衛生啓発活動に関わる知識又は経験
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]：（熱帯雨林気候） 気温：（25～35℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（不安定）
[水道]：（不安定）
【特記事項】
住民の足はバイクタクシーであるが、協力隊員は利用できない。任地では現地語であるフォン語・サホエ語等が話され、電気・水道は、ほぼ毎日、数時間程度、停電・断水する。数日復旧しない時も、まれにある。