要請番号(JL56019B06)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会問題・マイクロファイナンス省
2)配属機関名(日本語)
アラダ福祉センター
3)任地( アトランティック県アラダ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同省は、全国約80か所に福祉センターを配置し、地域の社会的弱者に対する支援を行っている。当該センターはベナン南部に位置し1981年に設立された。国からの年間予算は約80万円だがルクセンブルグの団体からの資金支援もある。各種補助金の窓口業務、障害者の生活支援、女性グループ支援、社会医療事業(医薬品購入補助等)、孤児などの児童支援(学費支援)といった、日本の市役所福祉課の役割を担う他、カウンセリング業務、センター内でのリハビリ教室および地域巡回を実施している。2013年には敷地内に健常者・障害児を交えた幼稚園が開園された。前任者は2019年7月まで活動した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同センターがCBR(地域に根ざしたリハビリテーション)の活動として行う、センター職員および10名の地域ボランティアによる週2回(水、金)のセンター内リハビリ教室、週2回(火、木)の地域・家庭訪問による日常生活改善に関する指導内容における質的向上と充実が本要請の内容である。リハビリ教室は、主として軽度から中等度の肢体不自由がある障害児(者)約20名とその家族を対象に、日常生活動作の自立、生活の質向上を目標に行われている。前任者は、関係者とともにリハビリ教室と家庭訪問を行い、主に日常生活に必要な機能改善に関する指導助言を行った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の関係者や地域ボランティアと連携し、以下の活動を行う。
1.障害者支援の担当者とともに、リハビリ教室の運営実施の補助および利用促進に関する啓発。
2.地域内の社会的弱者(障害児・者、女性、子供、高齢者等)の生活向上に資する啓発活動の企画・実施。
3.センターの業務効率化のための書類整理、作成補助(パソコンを利用した書類作成指導等)。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
リハビリ教室機材
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:センター長 (女性、40歳代 ソーシャルワーカー経験12年)
障害者支援担当者 (男性 40歳代)
社会福祉士1名、秘書1名
地域のボランティア10名
孤児担当者1名、家族問題担当1名、助手1名
活動対象:軽度から中等度の肢体不自由がある障害児(者)、知的障害児
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・実務経験(5年以上あれば望ましい)
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
住民の足はバイクタクシーであるが、協力隊員は利用できない。任地では現地語であるフォン語等が話され、電気・水道は、ほぼ毎日、数時間程度、停電・断水する。数日復旧しない時も、まれにある。