要請番号(JL56022A11)
募集終了
・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
中等教育・技術職業訓練省
2)配属機関名(日本語)
ジャコトメ技術高等学校
3)任地( クフォ県ジャコトメ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、クフォ県の職業人材を育成する中核機関として、全国に約20校中の技術高等学校の一校で、2016年に設立された。年間予算は、約800万円。同校は、後期中等教育課程(16歳~20歳)に位置付けられ、終了時には技術免状又は職業バカロレア試験を受験する。若者の職業技術訓練を目的に、全12コース(工学分野コースの他、木工家具、料理、経理、秘書等)が開講されている。全校生徒は約600人で、教員45人が在籍している。料理コースの年間予算は約60万円。卒業後は地元や都市部への就職や、大学や専門高等教育機関への進学者も多い。近隣へ校舎の移転を控え、現在、仮校舎で開講中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ベナン政府は「政府行動計画(2016-2021)」や「職業教育・訓練にかかる国家戦略(2019-2025)」において、産業人材育成や持続的な経済発展の方針を掲げている。2019年の第7回アフリカ開発会議(TICAD7)では、同国より日本に対して産業人材育成への協力に期待が示された。これを受け同配属先より料理とPCインストラクターの新規隊員の要請が挙がった。料理コースの年間予算は60万円で、現在、生徒65人、教師7人が在籍し、フランス料理等を中心に学んでいる。隊員には、生徒のモチベーション向上や他国文化への関心の動機付けにも期待されている。限られた予算で地元の食材を使った料理指導が基本となる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者の理解と協力を得て、以下の活動を実施する。
1. マスク・帽子の着用や手洗い、調理場の衛生管理、調理器具の整理整頓など、安全で効率的に調理できる環境づくりを助言する。
2.地元で入手可能な食材を利用して、和食などアジア料理のレシピを考案し提案する。
3. 調理についての技術や留意点を教師に伝達するとともに、生徒への指導の際に必要な支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
調理場(トタン屋根付き・野外)、調理台(木製机を代用)数台、ガスコンロ(オーブン付き)、炭火、冷凍冷蔵庫、調理器具、食器類等、校内の庭の水道蛇口の水を利用。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚
校長、秘書、会計他、全教員45人(料理コース 教員7人含む)
活動対象者
料理コース 生徒 65人, 3クラス(各26人/15人/24人)
配属先長他、料理コース教員7人含む配属先関係者
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(調理師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:教員として活動するため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく実習が多いため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
隊員はバイクタクシーは利用不可。任地ではアジャ語等が話され、電気・水道は不安定であり、週に数回停電・断水する。現地語については、赴任後の語学研修で学ぶ。派遣時にはCOVID-19の状況により「予定されている活動内容」等に、変更が生じる可能性がある。