2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56022B05)
募集終了

国名
ベナン
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業・畜産・漁業省

2)配属機関名(日本語)

ホエヨベ村落開発支所

3)任地( モノ県ホエヨベ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同省下に、それぞれの地域の特長を生かした7つの農業開発区が設置されている。そのうち、ベナン南西部のモノ県及び他3県を管轄する第7農業開発区の下、本配属先は市レベル毎に設置された政策実施機関のひとつである(ホエヨベ市の人口は推定約11万人、幹線道路から離れた平野部に位置する小規模の街)。業務としては、管轄地域の農民を対象に農業技術の普及・指導を担い、活動計画の策定・実施、その評価モニタリングを行っている。任地ではパーム油、パイナップル、野菜栽培などが盛んである。過去に2019年3月まで2代の野菜栽培隊員が派遣され、ぼかし肥料の導入に尽力し、関係者から好評を得た。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国の総人口の約5割を占める貧困層は主に村落部住民で第一次産業に従事しており、各農家の収益向上が生活改善に向けた課題である。政府は政府行動計画(PAG:2021-2026)の中で農業、畜産、水産の開発を重点分野に定めており、全国の支所に農業普及員を配置し取り組んでいるが、農家グループの組織運営が大きな課題である。また、同市では若年層の出稼ぎ志向が顕著であり、営農の基盤を支える人手不足が大きな問題となっている。配属先は農業技術指導を提供しているが、収益向上・安定のための農業経営指導が不十分である。地域農家の収支改善と若年層の担い手の育成を目的として本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と連携し、以下の活動を行う。
1. 任地の個々の農家や農家グループの営農にかかる現状、具体的なニーズや課題を調査し「見える化」する。
2. 調査結果をもとに課題を共有し、配属先や農家など関係者と共に改善策を考えて実践を支援する。
3. 若年層の農業離れに対する改善策を検討し実施する。
4. 必要に応じて、収益向上・安定を目指してSHEP(市場志向型農業振興)アプローチの導入を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

支所内執務席

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・支所長(男性、40代)
・専門農業普及員4名、農業アドバイザー1名
活動対象者:
個人農家、農家グループ

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・フィールドワーク(現地調査、研究)経験

 ・営業や販促、商品開発の経験

[参考情報]:

 ・市場調査や営業等の経験があると良い

 ・農業経験または農業に強い関心があると良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

安全対策上、隊員はバイクタクシー利用不可。電気・水道は不安定であり、不定期で停電・断水あり。赴任後、現地語学研修を行う。SHEPに関して、赴任前にJICA-NET Libraryを活用した自己学習を推奨。