要請番号(JL56022B14)
募集終了
4代目
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
パウー保健センター
3)任地( アトランティック県ウィダ市パウー区 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
パウー保健センターは、ベナン南部のアトランティック県ウィダ市内に設置される区レベルの一次医療機関である(区内5村を管轄)。医師は配置されないが、市レベルのウィダ保健センターの管轄下で、同センターの医師が各種対応を兼轄する体制である。主に看護師が、月平均950件の診察を行う他、産前健診や分娩90件、予防接種560件(週3回)に対応している。2019年まで3代に渡り、看護師及び助産師の隊員が活動していた。年間予算は約216万円で、他国、国際機関等からの援助はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
歴代隊員はパウー保健センターを拠点としながら、同センター及びその管轄下にある保健センターで活動を展開してきた。管轄下の保健センターの中には小規模で予算や人手が限られる条件でも意欲あるスタッフが勤務するセンターがあり、配属先長への相談の下、他管轄下のセンターを活動先として選んできた。また配属先長は、過去に実施した小学校現場での学校保健に関わる啓発やアクティヴィティも評価している。この度は、配属先での業務改善支援や他保健センターを含んでの啓発活動、小・中学校での学校保健活動を再開することを期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先長への相談の下、配属先及び活動先双方関係者とコミュニケーションを図りながら、以下の活動を試みる。
1.配属先の課題やニーズを把握し、同僚と協力して5Sなどを活用し業務改善を図るとともに、利用者への健康教育を行う。
2.配属先管轄下の地域の保健センターに赴き、各種状況を把握するとともに、保健衛生、感染症予防対策、栄養改善、健診や予防接種の促進等に係る啓発を行う。
3.地域の小学校や中学校に赴き、各種状況を把握するとともに、学校保健に関わる啓発(感染症予防対策等)やアクティヴィティ(手洗い・歯磨き等)を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし(任地や現場にあるものを工夫して活用)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚(人数等には変動あり):
看護師長(男性40代)、看護師(20‐40代)、助産師(30‐40代) 他
活動対象者:
配属先、他保健センターの同僚、利用者
小中学校の校長、教員、児童・生徒
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:複数の関係者間での調整が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
停電や断水があるため、状況に応じた工夫が必要となる。住民の移動手段はバイクタクシーであるが、隊員は安全上の観点から利用厳禁。よって主な移動手段は、徒歩、自転車あるいは四輪タクシーとなる。新型コロナの感染状況に応じて、健康管理と感染予防対策は自己の責任との心積もりが必要である。