2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56022B18)
募集終了

国名
ベナン
職種コード 職種
H106 保健師
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ボパ保健センター

3)任地( モノ県ボパ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ボパ保健センターは、ベナン西部のモノ県ボパ市(人口約14,000人)に設置される市レベルの一次医療機関でる。市内7ヶ所の区レベルの保健センターを管轄し、診療科(内科・外科)、産科、検査室、入院棟(産前・産後用)、薬局を備えている。医師、助産師、看護師、検査技師などが在籍し、一般や産科の診察の他、週2回の予防接種等を実施している。地域住民の保健委員会と協働し、出張での予防接種や家族計画やワクチン接種推進等の啓発活動を実施している。年間予算は約200万円で、他国や他国際機関等からの援助はない。2017年度4次隊で保健師隊員1名が活動し、同任地では他、小学校教育隊員の活動実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先のボパ保健センターは、市レベル医療機関としては住民の利用頻度が低いことを問題視している。近隣に区レベルの保健センターが点在し、物理的にアクセスしやすい場所を住民が選択しているとも言えるが、同センターとしては、住民にとってより身近で活発な医療機関にしたいと考える。他方、予算不足もあり配属先スタッフが地域に出向く機会が限られるため、配属先は隊員に住民と同センターをつなぐ役割も期待している。単純に住民を呼び込むことが目的ではなく、客観的な視点と柔軟な発想により、地域の生活事情や健康に係る課題を包括的にとらえ、同センターを起点として住民の生活改善や健康促進に後押しする活動を提案することが望まれる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先長への相談の下、配属先スタッフや住民保健委員会と協働し、以下の活動に取り組む。
1.地域を巡回し、家庭訪問などを通じて、住民の生活状況と健康状態を把握する。
2.配属先と住民保健委員会が協力して行う村での出張予防接種や啓発活動を支援し、実施方法と内容の向上を図る。
3.配属先となる保健センターの低利用率について状況の把握を行い、現場で実現可能な方法を提案し、同僚との協働で試みる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし (任地や現場にあるものを工夫しながら活用)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚(人数等に変動あり):
センター長・医師1名(男性40代)、看護師長1名(女性40代)、看護師4名、助産師1名(女性)、検査技師2名、看護助手5名(25~50代)
活動対象者:
配属先、他保健センターの同僚及び利用者
住民保健委員会メンバー、地域住民

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(保健師)

[性別]:(女性) 備考:妊婦への啓発も含まれるため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:複数の関係者間での調整が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

停電や断水があるため、状況に応じた工夫が必要となる。住民の移動手段はバイクタクシーであるが、隊員は安全上の観点から利用厳禁。よって主な移動手段は、徒歩、自転車あるいは、四輪タクシーとなる。新型コロナの感染状況に応じて、健康管理と感染予防対策は自己の責任との心積もりが必要である。