要請番号(JL56022B24)
募集終了
6代目
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会問題・マイクロファイナンス省
2)配属機関名(日本語)
アラダ福祉センター
3)任地( アトランティック県アラダ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同省は、全国約80か所に福祉センターを配置し、各地域の社会的弱者を支援している。同センターはベナン南部に位置し1981年に設立され、日本の地方自治体の社会福祉課のような役割を担っている。人員不足及び予算不足の中、各種補助金の窓口業務、カウンセリング業務、障害者の生活支援、女性グループ支援、医薬品購入補助、孤児などの学費支援等多岐にわたる業務を担当している。職員以外に常時若干名のボランティアが共に活動している。任地は幹線道路沿いの平野部に位置する中規模の街で、同市の推定人口は約15万人。主要産業は農業。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同センターの特徴として、ベナン全土で唯一のCBR(地域に根ざしたリハビリテーション)のための総合的な施設が設置されている。その活動として、障害児リハビリ教室及び障害児の家庭訪問による生活改善指導がある。主として軽度から中等度の身体障害児とその家族を対象に、前者のリハビリ教室では機能改善を、後者の家庭訪問では日常生活活動向上のための家族への啓発を行っている。
当該CBR活動の質的向上のため隊員要請があり、前任者は2019年7月まで活動したが、COVID-19流行による一時停止期間を経て、引き続きこのCBRの発展のため後任隊員要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の関係者や地域ボランティアと連携し、以下の活動を実施する。
1. 障害児リハビリ教室及び障害児の家庭訪問の運営補助と各活動への助言。
2. CBRサービスの利用促進に関する啓発。
3. 社会的弱者の生活向上に資する啓発活動の企画・実施。
4. 可能であれば、その他センター内のアトリエ(裁縫、織物、調髪など)運営補助。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
リハビリ用教室、リハビリ機材
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
センター長 (女性、40歳代)、社会福祉士3名(女性)、事務担当1名(男性)
活動対象:
地域ボランティア、障害児(約2~18歳)及びその家族(主に母親)
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実務において助言が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
安全対策上、隊員はバイクタクシー利用不可。電気・水道は不安定であり、不定期に停電・断水あり。赴任後、現地語学研修を行う。