要請番号(JL56022B27)
募集終了
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会問題・マイクロファイナンス省
2)配属機関名(日本語)
ボイコン福祉センター
3)任地( ズー県ボイコン市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同省は、全国約80か所に福祉センターを配置し、各地域の社会的弱者に対する支援を行っている。ベナン南部のズー県ボイコン市(推定人口約20万人)に位置する同センターは日本の地方自治体の社会福祉課のような役割を担っている。人員不足及び予算不足の中、各種補助金の窓口業務、カウンセリング業務、障害者の生活支援、女性グループ支援、医薬品購入補助、孤児などの学費支援等多岐にわたる業務を担当している。窓口への相談者は1日あたり約10人。センターから徒歩圏内にCBR(地域に根ざしたリハビリテーション)専用施設を持つ。任地は台地に位置し、交通の要所として発展著しい商業都市であり、これまで隊員の派遣実績はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同センターは、地域住民の抱える問題に対応するため、限られた人員で相談業務及び諸手続きにかかる窓口業務、さらにコミュニティでの啓発活動を行っている。それらの業務を抱えながら近隣にあるCBRを提供する施設の管理運営を担当社会福祉士1人が担当している。CBR施設では毎週水曜日に地域の障害児に対してリハビリ教室を提供しながら、それ以外の平日にクライアントの家庭訪問を行っており、これらの総合的なCBR活動をより効果的に実施するべく、専門性を持った人材の助言や支援を得るため隊員要請がなされた。リハビリのみならず、地域内の社会的弱者を支援する啓発や生活向上支援等への貢献も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚や地域ボランティアと連携し、以下の活動を行う。
1. 配属先が実施するリハビリ教室の管理・運営を支援する。
2. リハビリ教室のクライアントの家庭訪問を行い、家族に対して家庭でのリハビリについて指導・啓発を行う。
3. コミュニティにおいて、CBRサービスの利用促進に係る啓発活動及び新規クライアントの発掘に係るアウトリーチを行う。
4. 地域内のその他の社会的弱者(女性、高齢者、子ども等)に対し、センター利用促進や衛生・栄養改善等にかかる啓発活動(イベント企画・実施を含む)を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
センター内執務席
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先:同僚:
センター長(男性、30代)、ソーシャルワーカー3名(女性)
事務担当(女性)
活動対象者:
CBRサービス施設の利用者(障害児・者及びその家族)、その他社会的弱者
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実務に関しての助言が必要
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
安全対策上、隊員はバイクタクシー利用不可。電気・水道は不安定であり、不定期に停電・断水あり。赴任後、現地語学研修を行う。