要請番号（JL56022B29）
募集終了
| ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
社会問題・マイクロファイナンス省
2）配属機関名（日本語）
アジャラ福祉センター
3）任地（ ウェメ県アジャラ市 ） JICA事務所の所在地（ コトヌー ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 1.5 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
同省は、全国約80か所に福祉センターを配置し、地域の社会的弱者に対する支援を行っている。ベナン南東部のウェメ県アジャラ市(推定人口約11万人、平野部に位置する小規模の街)に位置する同センターは、日本の地方自治体の社会福祉課のような役割を担っている。人員不足及び予算不足の中、各種補助金の窓口業務、カウンセリング業務、障害者の生活支援、女性グループ支援、医薬品購入補助、孤児などの学費支援等多岐にわたる業務を担当している。1日当たりの相談窓口利用者は10人程度。任地の主要産業は農業に加え、ナイジェリア国境が近く商業も盛んである。同配属先への隊員派遣実績はない。
【要請概要】
1）要請理由・背景
同センターは、地域住民の抱える問題に対応するため、相談業務及び諸手続きに関わる窓口業務を行っているが、業務担当スタッフは配属先長を含めて3名のみであり、慢性的な人員不足と資金不足を抱えている。そのため、地域住民の現状把握や生活支援等のセンター外で必要な業務が十分に実施できていない状況である。センター内の日常相談業務の支援に加え、地域内の社会的弱者に対する啓発活動、生活改善支援等を目的に隊員の要請に至った。
2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）
配属先同僚や地域ボランティアと連携し、以下の活動を行う。
1. 管轄地域内の社会的弱者(障害者や孤児、女性等)の状況について調査を行い、課題を把握する。
2. 地域内の社会的弱者の生活改善を目的とした啓発活動やイベント等を企画・実施する 。
3. センター利用者の家庭訪問を通してモニタリングを継続する(特に家庭内暴力のケース)。
4. 必要に応じて、社会的弱者(グループ)が行う活動を支援する。
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
センター内執務席
4）配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
センター長 (男性、40歳代)、社会福祉士2名(女性、20代)
活動対象者:
地域ボランティア、社会的弱者グループ(女性、障害児・者、高齢者、孤児等)
5）活動使用言語
フランス語
6）生活使用言語
その他
7）選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]：（ ）
[性別]：（ ） 備考：
[学歴]：（ ） 備考：
[経験]：（ ） 備考：
[汎用経験]：
・地域福祉活動（障害者／高齢者／子供）経験
・ワークショップやイベント等の企画運営経験
[参考情報]：
・ 生活改善に関する知識や経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]：（熱帯雨林気候） 気温：（25～35℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（不安定）
[水道]：（不安定）
【特記事項】
安全対策上、隊員はバイクタクシー利用不可。任地は地方の小規模な街(大きな村)であり、電気・水道は不安定(頻繁な停電・断水あり)。また、飲食店が少なく、自炊中心の生活が必要。赴任後、現地語学研修を行う。