要請番号(JL56022B35)
募集終了
3代目
・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会問題・マイクロファイナンス省
2)配属機関名(日本語)
ジャコトメ福祉センター
3)任地( クフォ県ジャコトメ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同省は全国約80か所に福祉センターを配置し、地域の社会的弱者に対する支援を行っている。クッフォ県ジャコトメ市(人口約14万人)に位置する同センターは1998年に設立され、各種補助金の窓口業務、障害者の生活支援、女性グループ支援、医薬品購入補助、孤児院支援等、幅広い業務を担当している(日本の地方自治体の社会福祉課のような役割)。また、相談者へのカウンセリング業務を行っている。さらに、洋裁アトリエが併設されており、10代女子を対象に3年間の研修を行っている。年間予算は約80万円。前任者は2020年3月にCOVID-19の影響により一時帰国となり、そのまま任期を終了した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
地域では女性の早婚、多産による貧困家庭の事情から学校を中退せざるを得ない児童・生徒(特に女子)が多く、同センターではこのような女子を対象に、併設の洋裁アトリエで手に職を付ける活動に力を入れている。アトリエでの洋裁指導を通した女性支援を目的に本要請に至った。前任者は、アトリエ教室での技術指導のほか、売り上げ向上を目指して商品開発に取り組み、講師や研修生と共にアトリエ運営改善に着手した。今後は、洋裁技術の向上に加え、アトリエの経営改善及び環境改善への支援も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と連携し、以下の活動を行う。
1.洋裁アトリエにて洋裁講師への技術的助言、生徒への指導補佐等を行う
2.講師及び研修生と共に、商品開発や販売促進などを通して、洋裁アトリエの経営改善及び環境改善に取り組む
3.研修修了後を見据えて、研修生の能力強化に取り組む(洋裁技術のみならず簡単な会計指導を含む)
4.可能であれば、上記以外に地域内の社会的弱者(女性、子ども、障害者、高齢者等)に対する啓発活動を企画・実施する
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
足踏みミシン(2台)、電動式ロックミシン(1台)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
センター長(女性、40代)、社会福祉士1名(男性、40代)
洋裁指導員(女性、30代)
活動対象者:
アトリエ研修生(10代女子約5名)、その他地域の社会的弱者
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(家庭))
[性別]:(女性) 備考:活動対象がすべて10代女性のため
[学歴]:(専門学校卒)家政 備考:活動に必要
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
安全対策上、隊員はバイクタクシー利用不可。電気・水道は不安定であり、不定期に停電・断水あり。赴任後、現地語学研修を行う。