2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56023B01)
募集終了

国名
ベナン
職種コード 職種
C101 食用作物・稲作栽培
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業・畜産・漁業省

2)配属機関名(日本語)

コヴェ村落開発支所

3)任地( ズー県コヴェ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

農業・畜産・漁業省下に、それぞれの地域の特長を生かした7つの農業開発区が設置されている。そのうち、米、トウモロコシ、果物、野菜類、落花生などを主要農作物とするベナン南東部のズー県を担当する第5農業開発区の管轄の下、本配属先は市レベル毎に設置された政策実施機関のひとつである(コヴェ市の人口は約5~6万人、地方の中規模の町)。業務としては、管轄地域の農民を対象に農業技術の普及・指導を担い、活動実施計画の策定から各計画の実施、その評価モニタリングを行っている。同配属先では2023年8月よりコミュニティ開発隊員が活動する予定。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国の総人口の約5割を占める貧困層は主に村落部住民で第一次産業に従事しており、各農家の収益向上が生活改善に向けた課題である。政府は政府行動計画(PAG:2021-2026)の中で農業、畜産、水産の開発を重点分野に定めており、全国の支所に農業普及員を配置し取り組んでいる。
配属先が管轄する地域では、農民の70%が稲作に従事しており、計155ヘクタールの耕地でベナン全体の約15%にあたる米を生産している。任地近くを流れる河川を利用して耕地はほぼ灌漑されており、17の協同組合が形成され、稲作に取り組んでいる。配属先は、30年以上前から続く旧来の農業技術指導を提供しているが、生産性や品質向上を目的とした新しい技術の導入や生産方法の改善を求めて本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と連携し、以下の活動を行う。
1. 任地の稲作農家、稲作技術・生産方法等について調査し、状況を把握する。
2. 調査結果を分析し、課題を見える化する。
3. 抽出した課題に対して、生産方法の改善や新たな栽培技術の導入を助言・指導する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

支所内執務席

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】 ※以下、変動あり:
・支所長(男性、40代)
・専門農業普及員3名、農業アドバイザー4名
【活動対象者】
農家グループ(協同組合)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:稲作の専門知識を要するため。

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・稲作の経験(実習含む)が必須。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

住民の移動手段はバイクタクシーであるが、隊員は安全管理上利用禁止(移動手段は、徒歩あるいは申請・承認による自転車・四輪車両の利用)。停電や断水があるため、状況に応じた生活上の工夫が必要。日常生活ではフランス語の他現地語が使われるため、赴任後に現地語学語訓練を実施予定。