要請番号(JL56024A11)
募集終了
1代目
・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
中等教育・技術職業訓練省
2)配属機関名(日本語)
ポルトノボ技術高等学校
3)任地( ウェメ県ポルトノボ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は全国約20か所に設置される技術高等学校の一つである(1978年設立、2019年に商業高校と産業高校が合併)。同校は後期中等教育課程(第一・二課程各3年、計6年)に位置付けられ、技術訓練を目的に、第一課程は11コース、第二課程は14コースが設置される。内容は工学分野(土木建築、水道配管、機械、電気、空調、自動車工学、測量、木工等)、他分野(経理、経営、商業、秘書等)と多岐にわたる。修了時に技術免状か職業バカロレア取得の試験を受験する。卒業後は地元か都市部で就職する者が多いが、大学や専門高等教育に進む者もいる。全校生徒約3,660人、教員約250人(2022年7月)、年間予算は約1億円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ベナン政府は「政府行動計画(2021-2026)」と「職業教育・訓練にかかる国家戦略(2019-2025)」において、産業人材の育成と持続的な経済発展を目指している。その分野への支援が期待される中、JICAの協力と実績に信頼を置くポルトノボ技術高等学校より、自動車工学分野において隊員派遣による支援が求められた。同校では、2022年にCFAOモータースとJICAの連携により技術移転研修が実施され、同校の教師とベナン国内の技術高校の教員が参加している。また2022年7月には、セネガルで実施された同分野の研修に同校教員が参加した。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先長や自動車整備コースの教員と協働しながら、以下の活動について支援を行う。
1.自動車整備コースの実技に係る設備や機材の機能や活用状況を確認するともに、それらを有効活用しながら技術支援を検討する。
2.教員の実施授業に参加し、教員の知識や技術のレベルと生徒の習得状況やスキルのレベル等を把握しながら、現状での課題やニーズを確認する。
3.車両や各種機器のメンテナンスと修理の能力強化を狙う教員へのワークショップやセミナーを企画・実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
・修理に係る各種工具・器具・計測器、各種教育キット(充電・始動・点火・灯火装置等)、各種コンプレッションテスター(ディーゼル、ガソリン) 他多数
停電時は、発電機で対応可。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: ※以下、変動あり。
校長1名(50代)、渉外/業務責任者1名(40代)、他教員約250名
活動対象者:
自動車整備コースの教員6名(40-50代)、生徒約200名
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(高卒) 備考:基本的な知識が必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:生徒や教員に指導するため
(指導経験)2年以上 備考:生徒や教員に指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
住民の移動手段はバイクタクシーであるが、隊員は安全管理上利用禁止(移動手段は、徒歩あるいは申請・承認による自転車・四輪車両の利用)。停電や断水があるため、状況に応じた生活上の工夫が必要。日常生活ではフランス語の他現地語が使われる(赴任後に現地語学語訓練を実施予定)。