要請番号(JL56024B10)
募集終了
5代目
・2025/2 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会問題・マイクロファイナンス省
2)配属機関名(日本語)
クルエカメ福祉センター
3)任地( クフォ県クルエカメ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同省は全国約80か所に福祉センターを配置し、地域の社会的弱者に対する支援を行っている。ベナン南西部のクフォ県クルエカメ市(推定人口約17万人、平野部に位置する中規模の街)に位置する同センターは、日本の地方自治体の社会福祉課のような役割を担っている。人員不足及び予算不足の中、各種補助金の窓口業務、カウンセリング業務、障害者の生活支援、女性グループ支援、医薬品購入補助、孤児支援等多岐にわたる業務を担当している。相談窓口利用者は1日平均3-4人程度。任地の主要産業は農業。同配属先では、2026年1月までコミュニティー開発隊員が活動予定。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同センターは、地域住民の抱える問題に対応するため、相談業務及び諸手続きに関わる窓口業務を行っているが、業務担当スタッフは配属先長を含めて3名のみであり、慢性的な人員不足と資金不足を抱えている。そのため、地域住民の現状把握や生活支援等のセンター外で必要な業務が十分に実施できていない状況である。配属先があるクフォ県は比較的所得レベルが低い地域であり、子どもの栄養問題や女子の早婚など、貧困を起因とする諸問題がコミュニティ内に多数みられる。地域内の社会的弱者に対する啓発活動、生活改善支援等を目的に隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚や地域ボランティア等と連携し、地域内の社会的弱者の生活改善を目的とした啓発活動やイベント等を企画・実施のサポートを行う
1. 保健センターで保健衛生に関する啓発活動を行う。
2. 障害者や孤児等のグループが行う活動をサポートする。
3. 村落部での社会的弱者に対するサポートを行う。
参考までに前任者は、保健センターでの啓発活動、孤児院での保健衛生活動、近隣の村落でジェンダーに基づく暴力に関する啓発活動を行っている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
センター内執務席
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: ※以下、変動あり
センター長 (女性、30歳代)、社会福祉士2名(男性、40代)、インターン生1-4名
活動対象者:
地域ボランティア、社会的弱者グループ(女性、障害児・者、孤児等)
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・衛生啓発や健康管理の知識や経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
停電や断水が頻繁にあるため、状況に応じた工夫が必要となる。住民の移動手段はバイクタクシーであるが、隊員は安全上の観点からバイクと三輪バイクの乗車は禁止。主な移動手段は、徒歩、自転車、四輪タクシーとなる。