要請番号(JL56318A02)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ゾルゴ保健局
3)任地( ガンズルグ県ゾルゴ市 ) JICA事務所の所在地( ワガドゥグ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先である同保健局は、ガンズルグ県内にある1つの外科付き医療センターと55の保健社会向上センターの運営管理を行っている。具体的には住民に対して予防接種等の感染症対策と治療、保健・衛生に関する衛生啓発のほか、疾病データの収集と解析等、県内の保健医療事業の実施から疾病サーベイランスまでを行い、住民の健康の維持や衛生状態の改善に努めている。2017年度予算は約9千万円。同市には水省地方局配属のコミュニティ開発の青年海外協力隊(JV)が2016年1月まで派遣されており、また2018年7月に青少年活動JVが市役所に配属される予定である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同市では、十分な生活インフラが整っておらず劣悪な衛生環境下にあることや、住民の保健衛生に関する適切な行動や習慣が根付いていないことが、住民の健康問題の一因となっている。配属先である保健局は、マラリアや下痢症等の感染症予防、栄養失調児への対応、妊婦を対象とした予防接種率の向上を重要課題と認識し、効果的な啓発活動を模索しており、配属先が特に優先したいと考えている啓発の主要テーマは、衛生、マラリア予防、栄養改善、母子保健である。また、配属先が管轄する上記医療施設においては、スタッフの衛生に関する意識の向上、業務の円滑化や情報共有の促進等を通じた、医療サービスの質の改善が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先スタッフの一員として地域の保健・衛生状態の改善と医療施設が提供するサービスの質の向上を目指し、同僚や現場の関係者と共に、以下の活動を行う。
1.市内や近隣村落を訪問して生活実態を調査し、地域住民の保健・衛生・栄養に関する行動や習慣と課題を把握する。
2.地域住民の健康状態の改善に関する啓発活動(衛生、マラリア予防、栄養改善、母子保健等)を定着させ、普及する。
3.病院や診療所の業務をモニタリングをしつつ、医療環境やサービスの質の向上に繋がる知識を伝え、共有する。
4.医療従事者等と共に、医療環境やサービスの質の向上のための具体的な取り組みを考える。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先責任者:男性、30代、医師
啓発担当者:男性、30代
配属先スタッフ:男女、20-40代、医師、看護師、助産師、事務員等
保健社会向上センタースタッフ:男女、20-50代、看護師、助産師、公衆衛生士
各村落内の地域保健員:男女、20-50代
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:病院関係者とも活動するため
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
インターネット・電気・水道などのインフラサービスは一応存在するが、完全ではない。自転車の利用は可能性としてあり。
住居は、同任地JVと同居、又はホームスティの可能性もある。