2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56318A11)
募集終了

国名
ブルキナファソ
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国土行政・分権化・国内治安省

2)配属機関名(日本語)

ティンド・ヤルグレ協会 (ATY)
NGO

3)任地( クルウェオゴ県ブッセ市 ) JICA事務所の所在地( ワガドゥグ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同協会は地域住民の生活改善のために、農業、保健、教育等多分野に渡る事業を行っている。農業分野ではスイスやベルギーのNGOから資金援助を受け、協会メンバー約2000人を対象に、穀物・野菜栽培、家畜に関する研修や、農業を行うための資金運用に関する提言、マイクロクレジットの運用促進を行っている。また、協会メンバーに対して識字教育や保健衛生啓発、環境保全活動も実施しており、地域開発の下地作りを担っている。前任者は2016年3月まで派遣されていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同市は9村からなる人口約4万人の小都市で、大きな産業もなく農業による生産活動が住民の生活の中心である。多くの農家が現金収入源として首都及び地域内市場向けの野菜づくりに取り組んでいるが、農業用水の確保、野菜の種類と生産量のバランス、土壌の質、種子の選択等に課題を抱えている。これらの課題に対し、配属先は野菜栽培に従事する協会メンバー約200名を対象に、協会の農業技術普及員を通じて支援を行っている。普及員は栽培技術に関する知識はあるものの、新しい技術やアイディアの導入、より取引に有利な作物の選択やその栽培方法の提案が充分には出来ていないため、青年海外協力隊(JV)による技術支援を要請するに至った。前任者は土壌改良、土壌消毒、適期の栽培、施肥等の野菜栽培一般にかかる総合的な技術支援を行いながら、普及員との協働により、ジャガイモ栽培の導入と学校菜園に取り組んだ。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚や農民等と共に働きながら、以下の活動を行う。
1.近隣の畑での野菜栽培実態を調査し、栽培方法や出荷、販売等の課題を把握する。
2.モデルサイトとして役割を持つ圃場で、野菜栽培の実践的な技術の改善のための知識を伝える。
3.学校菜園の実施状況調査を行い、好事例等を他校に紹介する。
4.学校関係者等と共に試行しながら、学校菜園の導入方法を共に考える。
前任者は単車を使用していたが、配属先との合意の上、自転車で移動できる範囲で活動をすることとした。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、コピー機、栽培従事者グループ所有の農機具・設備(柄の短い鍬、レーキ、じょうろ、手汲み式浅井戸、ポンプ)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先責任者:男性、40代、協会長
配属先同僚: 男性、30-40代、農業技術普及員2名
配属先同僚: 男性、30代、プログラム担当1名
配属先同僚: 男女3名、20-40代、 保健衛生・識字教育担当者3名
野菜栽培従事者(協会メンバー):20-50代、約200名

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

フランス語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:農民へ知識等を伝えるため

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・野菜栽培に関する知識や経験

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(スーダン・サヘル気候) 気温:(15~45 ℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(なし)

【特記事項】

インターネット・電気等のインフラサービスは一応あるが、完全ではない。水は近くにある井戸を使用。自転車の利用は可能性としてあり。住居は、同任地JVと同居、又はホームスティの可能性もある。