要請番号(JL56922B03)
募集終了
2代目
・2023/3 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
初等教育省
2)配属機関名(日本語)
初等教育オートサナガ県事務所
3)任地( 中央州オートサナガ県ナンガエボコ市 ) JICA事務所の所在地( ヤウンデ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
初等教育省の県単位の機関で、地区単位に配置される視学官事務所を統括し、県内の公立・私立の幼稚園・小学校の運営フォロー、カリキュラム・指導技法の実践フォロー、現職員の研修等を行う。日本は、無償資金協力により1997~2013年に全国で小学校建設を行い、幅広く高い評価を受けている。配属先では、これまでに2名の隊員(小学校教育、青少年活動)が活動し、現在1名の小学校教育隊員が活動中である。市内の幼稚園11園のうち、教員養成校の実習先として指定される公立幼稚園1園は県事務所が直接管轄し、他は視学官事務所が管轄する。
【要請概要】
1)要請理由・背景
初等教育省は、セクター戦略に沿って教育の質の改善や指導体制の強化を図る中で、幼児が自発的・能動的学習を通じてコンピテンスを身に付ける教育アプローチ等を導入し、園での様々な活動の充実を目指している。しかし、教員の認識不足、指導経験・技術の欠如、年々増加する園児数に対する教室数の不足等々が原因で、具体的な成果に結びついていない状況である。この課題の解消を目的に、2006年より幼児教育隊員が各地の幼稚園で活動を展開しており、情操教育の実践マニュアルも作成しているが、教員による自立的な活動の継続には至っていない。活動の定着・普及のため、隊員には、教員の主体性を重んじた支援の継続が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
活動先として選定する幼稚園の園長および同園を管轄する県事務所や視学官事務所の関係者の協力を仰ぎながら、以下のような活動を行う。
1.教員との協働でカリキュラムに沿った活動を計画しながら、遊びの中で、園児の自発的・能動的学習や情操育成を効果的に促進するような活動の実施や教材の使用の定着を図る。
2.可能な範囲で、既存の教員研修の機会を利用するなどしながら、上記の活動や教材の普及を図る。
3.他の教育分野の隊員等と連携して、効果やインパクトの高い共同活動を実施したり、活動成果の蓄積を図る。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
【県事務所】
所長:男性50代、幼児教育担当教育技官:男性40代
【視学官事務所(市内1カ所)】
視学官:男性40代、教育指導員2名
【幼稚園(2年制)】ほとんどが女性職員
各園園長1名、教員4~7名、園児約40名/クラス
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:教員への助言が期待される
[参考情報]:
・幼児または低学年児童の指導経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(14~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)