要請番号(JL56923B01)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
初等教育省
2)配属機関名(日本語)
初等教育ンフンディ県事務所
3)任地( ンフンディ県ヤウンデ市バストス地区 ) JICA事務所の所在地( ヤウンデ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.3 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
初等教育省の県単位の機関で、地区単位に配置される視学官事務所を統括し、県内の公立・私立の幼稚園・小学校の運営フォロー、カリキュラム・指導技法の実践フォロー、現職員の研修等を行う。日本は、無償資金協力により1997~2013年に全国で小学校建設を行い、幅広く高い評価を受けている。当地では27サイトに計69校の小学校が建設され、累計100名を超える初等教育分野の隊員が派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
初等教育省は、セクター戦略に沿って教育の質の改善や指導体制の強化を図る中で、児童が自発的・能動的学習を通じてコンピテンスを身に付ける教育アプローチ等を導入し、体育など情操教育の充実を目指している。また、小学校によってはスポーツ・体育省の指導員が配置されている。しかし、教具の欠如に加え、教員の認識や技術、指導経験の不足等々が原因で、具体的な成果に結びついていない。この課題の解消を目的に、当地では、2006年より小学校教育隊員などが各地で活動を展開し、情操教育の実践マニュアルも作成しているが、教員による自立的な活動の継続には至っていない。活動の定着・普及のため、隊員には、教員の主体性を重んじた支援の継続が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
活動先小学校の校長および同校を管轄する視学官事務所の関係者の協力を仰ぎながら、以下のような活動を行う。
1.教員との協働でカリキュラムに沿った体育授業の立案・計画をしながら、児童の自発的・能動的な心身の鍛錬を効果的に促進するような活動の実施や教具の使用の定着を図る。また、特に、同校では、野球を通じた、児童の心身の健全な育成を目指していることから、課外活動としての野球の指導を支援する。
2.既存の教員研修の機会を利用したり、授業研究や勉強会を開催したりしながら、体育の重要性に関する教員の意識向上や、上記の活動や教材の普及を図る。他の教育分野の隊員等と連携して、効果やインパクトの高い共同活動を実施したり、活動成果の蓄積を図る。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一般的な教具と執務スペース。野球のバットやグローブやボールの数は限定的で、児童は交代で使用している。
4)配属先同僚及び活動対象者
【小学校(6年制)】6校
1校につき、校長1名、教員6名、児童50名/クラス(学年)程度。※1学年につき1クラス。
協業する教員は、主に30代前後・女性。
野球については、同校で活動するバストス野球アカデミーの指導者(22歳男性他2~4名男女)と共に約100名の児童を対象に平日の休憩時間や土曜午前に指導。
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:教員へのアドバイスが必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(19~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)